油を吸ってそのまま使える「スイトレー」「スイボウル」と、料理をのせて絵柄が完成する「なんちゃって皿」が登場

八潮市大曽根に事業所を構える紙容器メーカー「三和紙工株式会社」が、紙皿の新しい使い方を提案する3つの新商品を発表しました。
2026年9月20日から販売が始まったのは、揚げ物の余分な油を吸収する「スイトレー」と「スイボウル」、そして料理やスイーツをのせることで絵柄が完成する「なんちゃって皿」です。
創業69年を迎えた紙皿メーカーが目を向けたのは、日々の食卓にある「ちょっと面倒」と「こんなものがあったら面白い」という素朴な気づきでした。
揚げ物をのせて、切って、そのまま食卓へ

とんかつやコロッケを買って帰ったものの、油で汚れた容器やまな板を洗うのが少し面倒――。そんな経験がある方は少なくないのではないでしょうか。
浅型の「スイトレー」は、吸水性と吸油性を持つ原紙を使った紙製トレーです。揚げ物をのせると余分な油を吸い、そのままトレーの上で包丁を使って切り分けられます。まな板や別のお皿を用意せず、切った後はそのまま食卓へ運べるのが特徴です。
この「トレーの上で切る」という使い方は、商品を試した同社のパート従業員から寄せられた「とんかつをこの上で切れたら便利」という声をきっかけに採用されたそうです。

裏面にはPPフィルム加工が施され、吸収した油や水分がテーブルへ染み出しにくい構造となっています。
一方の「スイボウル」は、唐揚げや天ぷらなどを盛りやすい深型タイプ。こちらも余分な油を吸い取りながら、そのまま食器として使えます。

切って食べるならスイトレー、盛り付けて食べるならスイボウル。揚げ物の種類や食べ方に合わせて選べるシリーズです。
プリンを置くだけで「プリンアラモード」に

もうひとつの新商品「なんちゃって皿」は、便利さとは少し違う方向から生まれました。
お皿に市販の料理やスイーツをのせると、あらかじめ印刷された絵柄と組み合わさり、一つの盛り付けが完成する遊び心のある紙皿です。

ラインアップは「プリン・アラモード」「揚げ物」「刺身」「ケーキ」の4種類。例えばプリン・アラモードの紙皿では、中央に市販のプリンを置くだけで、周囲に描かれたフルーツなどと組み合わさり、華やかな“なんちゃってプリンアラモード”が出来上がります。
特別な料理を用意しなくても、いつものおかずやデザートが少し楽しい見た目に変わるのが魅力です。子どもとの食事や誕生日会、家族や友人が集まる場でも、自然と会話が生まれそうですね。
商品化前にデザインを募ったSNS動画は10万回以上再生され、1,000件を超える「いいね」と100件を超えるコメントが寄せられたとのこと。この反響も、実際の商品化へ向けた後押しになりました。

八潮から広がる、紙皿の新しい可能性
三和紙工は1957年に東京都葛飾区お花茶屋で創業し、長年にわたって紙皿を中心とした紙容器を製造してきました。現在は八潮市大曽根にも事業所を構え、一般的な紙皿のほか、OEM製品やオリジナル商品の企画・開発にも取り組んでいます。
今回の3商品は、一見すると方向性が大きく異なります。スイトレーとスイボウルは、揚げ物にまつわる家事の負担を軽くする商品。なんちゃって皿は、食卓での会話や笑顔を生み出す商品です。
ただ、その出発点にあるのは、暮らしの中の小さな気づきを拾い上げ、紙加工の技術で形にするという共通の姿勢です。
紙皿は、単に料理をのせるだけのものではない――。八潮にも拠点を置く老舗メーカーから、紙皿の新たな可能性を感じさせる商品が登場しました。
商品概要
「スイトレー」は約225×160ミリ、高さ約20ミリで、5枚入り370円(税込)。とんかつやコロッケなど、切り分けて食べる揚げ物に適しています。
「スイボウル」は直径約155ミリ、高さ約40ミリ、容量約450ミリリットル。5枚入り330円(税込)で、唐揚げや天ぷらなどの盛り付けを想定しています。
「なんちゃって皿」は直径約18センチの7号サイズで、各柄5枚入り340円(税込)。いずれも2026年9月20日から、三和紙工のオンラインショップで販売されています。
※商品の仕様、価格、販売状況は変更となる場合があります。購入前に公式販売ページで最新情報をご確認ください。

スイトレー

スイボウル

なんちゃって皿
出典: 三和紙工株式会社プレスリリース(PR TIMES)
発表日: 2026年9月20日
記事情報確認日: 2026年9月21日
<Hacchinさん>
「やしおん」運営代表。ずっと八潮の人。30年近くネットの世界にいます。現在本職は小さなゲーム会社の管理部長。BBQインストラクター資格。とある町会役員。
八潮市の他、生活エリアである近隣の情報など拾っています。











