8月31日まで県民参加で被害状況を調査 見つけたらスマホで報告、八潮市では10匹以上の捕獲で奨励品を配布

クビアカツヤカミキリ
サクラやウメを守るために。埼玉県が県民参加の「クビアカツヤカミキリ発見大調査2026」を実施しています
夏になると、公園や川沿いのサクラ並木で見かけることがある黒い大型のカミキリムシ。その正体が、特定外来生物「クビアカツヤカミキリ」です。
埼玉県では現在、このクビアカツヤカミキリによるサクラやウメ、モモなどへの被害が県内各地で広がっており、成虫の活動が活発になるこの時期に合わせて、「クビアカツヤカミキリ発見大調査2026」を実施しています。
集中調査期間は2026年8月31日まで。県では、多くの人から寄せられる情報をもとに発生状況を把握し、被害の拡大防止につなげたいとしています。
見つけたら写真を撮ってスマホから報告

フラス
調査では、クビアカツヤカミキリの成虫だけでなく、木の根元に積もる木くずのような「フラス(幼虫の排せつ物と木くずが混ざったもの)」を見つけた場合も報告の対象です。
スマートフォンの専用報告フォームから写真と位置情報を送信できるほか、メールや郵送でも受け付けています。
さらに、「見つからなかった」という情報も大切なデータとして活用されるため、被害が確認されなかった場所についても報告が呼びかけられています。
スマホから寄せられた情報は公開マップへリアルタイムで反映され、発生場所や写真を誰でも確認できる仕組みとなっています。これにより、地域ごとの早期発見や迅速な防除につなげることが期待されています。
地域ぐるみで広がる防除活動
県内では、自治体や地域団体によるさまざまな取り組みも進んでいます。
本庄市では地域団体が捕殺イベントを開催し、地元企業の協賛による景品を用意。越生町では、捕獲した数に応じてスタンプを集め、一定数に達すると町内で使える商品券と交換できる制度を実施しています。
また、北本市では株式会社SUBARUと連携し、市が管理する桜並木の防除活動を進めるなど、官民が協力した取り組みも始まっています。
県は新たに策定した「埼玉県クビアカツヤカミキリ防除実施計画」と補正予算を活用し、県全体で緊急防除を進めていく方針です。
八潮市でも捕獲奨励制度を実施中

八潮市でも、クビアカツヤカミキリの被害拡大を防ぐため、市独自の取り組みを行っています。
市内在住・在勤・在学の方が公共用地で捕獲したクビアカツヤカミキリ10匹以上の死骸を持参すると、奨励品として「クリアファイル(3種類のうち1枚)」と「メモ用紙(付箋)」のセットが配布されます。
被害を食い止めるためには、行政だけでなく地域に暮らす一人ひとりの協力が欠かせません。
公園や遊歩道でサクラの木を見かけたときは、少しだけ足元にも目を向けてみてください。木の根元にフラスが積もっていたり、首の部分が赤いカミキリムシを見つけたりしたら、それは大切な発見になるかもしれません。
身近な景色を未来へ残すために、この夏は「見つけたら報告する」という小さな行動が、大きな力につながります。
<Hacchinさん>
「やしおん」運営代表。ずっと八潮の人。30年近くネットの世界にいます。長年ベンチャー企業でエンタメ業界や株式公開など、色々ともまれまして、現在本職は小さなゲーム会社の管理部長。BBQインストラクター資格。とある町会役員。















