雨による一部変更も、踊り手と観客がひとつに。40回の節目を迎えた越谷の夏の風物詩

夏の終わりの南越谷が、今年も踊りと鳴り物の熱気に包まれました。
2026年8月21日(金)の前夜祭を皮切りに、22日(土)・23日(日)の本祭が行われた「第40回南越谷阿波踊り」。新越谷駅・南越谷駅周辺を舞台に開催され、3日間で市内外から延べ65万人の見物客が訪れました。
節目となる40回目の開催。街を歩けば、あちらこちらから聞こえてくる鉦や太鼓の音。色鮮やかな衣装をまとった踊り手たちが進むたび、沿道から大きな拍手が送られ、駅周辺はまさに阿波踊り一色となりました。
雨にも負けず、会場には笑顔

本祭初日の8月22日は雨の影響を受け、一部のプログラムが変更となりました。
それでも、会場を包んだ熱気は変わりません。越谷市によると、大勢の観客と踊り手が一体となり、夏の南越谷に笑顔が広がる2日間になったということです。
南越谷阿波踊りの公式サイトによれば、第40回には徳島からの招待連5連、高円寺からの招待連3連を含む、合わせて95連が参加連として名を連ねました。
地元連には越谷市内だけでなく近隣地域から参加する連もあり、その中には八潮で活動する「八潮飛潮連」の名前も。南越谷を舞台にしながら、周辺地域の人たちも一緒になってつくり上げているお祭りであることがうかがえます。
3万人から始まった祭り、40回目の夏へ

公式サイトより
今では「日本三大阿波踊り」の一つとも言われる南越谷阿波踊りですが、その始まりは1985年8月24日。第1回の来場者は約3万人でした。
南越谷に阿波踊りを根付かせようと動いたのは、徳島県出身で越谷市に本社を置く事業家・中内俊三さん。「地域の人たちにふるさと意識を持ってもらい、越谷が誇れる文化にしたい」という思いから企画が動き始め、地元商店会や自治会をはじめ、多くの人たちの協力によって実現しました。
そこから40回。
ひとつのお祭りがここまで長く続いてきた背景には、踊り手だけではなく、運営や警備、会場設営、地域住民など、毎年多くの人たちが関わり続けてきた積み重ねがあります。
「見るお祭り」から、街の文化へ

公式サイトより
大きなイベントになるほど、来場者数や規模に目が向きがちです。しかし南越谷阿波踊りを見ていると、それだけではない魅力が感じられます。
子どもから大人まで幅広い世代が踊り、地元の連と徳島・高円寺など各地の連が同じ舞台に立つ。そして沿道では、毎年この日を楽しみにしている人たちが拍手を送ります。
40回という節目を迎えた今年も、そんな光景が南越谷に戻ってきました。
雨による予定変更もあった2026年の開催。それもまた、この年ならではの思い出として残っていくのかもしれません。
夏の夜、駅前に響く太鼓と鉦の音。そして踊り手と観客の笑顔。
南越谷阿波踊りは今年も、多くの人にとって「越谷の夏」を感じさせる3日間となりました。
開催概要
名称:第40回 南越谷阿波踊り
前夜祭:2026年8月21日(金)
本祭:2026年8月22日(土)・23日(日)
会場:新越谷駅・南越谷駅周辺
来場者数:延べ65万人
参加連:公式参加連一覧に95連を掲載
出典
・埼玉県越谷市「街が阿波踊りムード一色に!第40回南越谷阿波踊り」/2026年9月1日発表
・南越谷阿波踊り公式サイト/2026年9月2日確認
・南越谷阿波踊り「南越谷阿波踊りについて」/2026年9月2日確認
<Hacchinさん>
「やしおん」運営代表。ずっと八潮の人。30年近くネットの世界にいます。現在本職は小さなゲーム会社の管理部長。BBQインストラクター資格。とある町会役員。
八潮市の他、生活エリアである近隣の情報など拾っています。











