そうか公園に待望の大輪が復活。会場を包んだ熱気と、地域の力でよみがえった夏の一夜をレポート

こんにちは、hacchinさんです。
2026年8月1日、草加市柿木町のそうか公園で開催された「草加市民納涼大花火大会」にお邪魔してきました。
草加の夜空を大輪の花火が彩るのは、実に7年ぶりです。その日を待ちわびていた人たちの熱気は、打ち上げが始まるずっと前から会場のあちらこちらにあふれていました。
地域に育てられてきた草加の花火大会
草加市民納涼大花火大会の前身は、1998年に始まった青柳青年会の盆踊り大会です。2000年に盆踊り大会で初めて花火を打ち上げ、2004年に花火大会へと発展し、その後も年々規模を拡大。2019年には約8万人が訪れる、草加の夏を代表するイベントへと成長しました。
しかし、2020年以降は新型コロナウイルスの影響で中止に。その後も事業費や担い手不足などの課題から開催を見送る状況が続き、今回が7年ぶりの復活となりました。
開催に向けては、市のふるさと納税制度を活用して事業費への支援を募集。当初の目標額200万円を大きく上回る、約323万円の寄付が集まったといいます。企業からの協賛額も前回より増えたそうで、地域の人たちがどれほど花火大会の再開を待っていたのかが数字からも伝わってきます。
実行委員会、各町会、自治体、民間の企業が一体となった草加の花火大会。実行委員会では、今回限りの復活ではなく、今後も毎年開催できるよう取り組んでいきたいとしています。
花火の前から、会場はお祭りムード

当日のそうか公園には、早い時間から多くの来場者が集まっていました。
園内にはキッチンカーや露店がずらり。焼きそばやかき氷などを求める人の列、浴衣姿の家族連れや友人同士で歩く人たちの姿も目立ちます。花火が始まるまでの時間も含めて、久しぶりに帰ってきた地域のお祭りを楽しんでいるようでした。




打ち上げ前には生バンドによるステージも行われました。演奏を披露したのは、先日三郷市で開催された「ROCK JUNKIE FEST 2026」でメインバンドを務めた「スケちゃんネル観てねーズ」の皆さんです。
トラックを活用したステージから力強い演奏が響き、夕暮れ前の会場を盛り上げていました。

グラウンドを埋め尽くす観客


日が傾くにつれて、会場のグラウンドはレジャーシートを広げた来場者で次々と埋まっていきました。
家族で食事を楽しむ人、友人と話しながら空が暗くなるのを待つ人、カメラの準備を整える人。どの表情からも「いよいよ花火が始まる」という期待が伝わってきます。
当日は東武スカイツリーライン新田駅から臨時バスも運行され、多くの人が会場へ向かいました。会場で声をかけてみると、八潮から訪れていた方も意外なほど多く、近隣地域からも注目されていたことがうかがえます。
八潮から足を運んだ方と草加の会場でばったり出会うのも、近隣地域の花火大会ならではの面白さかもしれませんね。
7年分の思いを乗せて、夜空に大輪

午後7時25分、待ちに待った打ち上げが始まりました。
最初の花火が夜空に開いた瞬間、会場からは大きな歓声が上がります。観客はレジャーシートに寝そべったり、スマートフォンやカメラを構えたりしながら、それぞれのスタイルで久しぶりの花火を楽しんでいました。
大きな花火が開くたびに会場が明るく照らされ、少し遅れて体に響くような音が届きます。そうか公園の広い空を生かした、迫力ある光景です。
なかでも、この日の目玉となったのが「ハイパースペシャルスターマイン」。2カ所から計160発の花火が次々と打ち上げられ、左右から押し寄せる光が視界いっぱいに広がりました。
色とりどりの花火が幾重にも重なり、夜空を埋め尽くすように輝くと、会場からはこの日一番ともいえる大歓声。思わず声を上げてしまうほどの迫力で、7年ぶりの開催を締めくくるにふさわしい光景でした。




協賛企業の紹介にも歓声。「待ってました!!」が伝わる会場
今回の花火大会で何より印象に残ったのは、草加の皆さんの並々ならぬ「待っていました」という思いです。
花火への歓声はもちろん、開催を支えた協賛企業が紹介される場面でも、会場から拍手や声援が上がっていました。花火を見るだけではなく、この大会を復活させてくれた人たちへの感謝が、会場全体に広がっているように感じられました。
今回、実行委員会のコアメンバーを務める草加市議会議員の佐藤利器さんからお声がけをいただき、会場を訪れることができました。佐藤さんには以前から懇意にしていただき、「やしおん」を立ち上げた際にもさまざまなアドバイスをいただいた経緯があります。実は同級生なんですけどね(笑)。
7年ぶりの花火が草加の夜空に戻ってきたこと、そして大勢の人が笑顔で空を見上げている光景には、個人的にも胸に迫るものがありました。

左:佐藤利器草加市議 右:草加市自治文化部部長 「2時間しか寝てないんだよね」と佐藤氏(笑)

左:八潮でもおなじみですね。司会の竹花真弓さん 中:佐藤利器草加市議 右:草加市町会連合会 榎本会長

左から、小島実行委員長、佐藤市議、浅見警備担当、三橋模擬店担当

青年会のみなさん
花火は打ち上がれば一瞬で消えてしまいます。しかし、その一瞬を実現するまでには、実行委員会や協賛企業、寄付を寄せた皆さん、運営を支えたスタッフなど、本当に多くの人の力があります。
そうか公園の夜空に咲いた大輪は、7年分の思いと、地域の皆さんの力が重なって生まれた花火だったのではないでしょうか。
「また来年も、この場所で見たい」
帰り道、きっと多くの人がそう思ったはずです。草加の夏の風物詩が、これから再び毎年の楽しみとして続いていくことを期待しております。
関係者の皆さん、本当にお疲れさまでした。最高の夜でした!!

<Hacchinさん>
「やしおん」運営代表。ずっと八潮の人。30年近くネットの世界にいます。長年ベンチャー企業でエンタメ業界や株式公開など、色々ともまれまして、現在本職は小さなゲーム会社の管理部長。BBQインストラクター資格。とある町会役員。













