草加で生まれて50年、ほっかほっか亭「お弁当ってなんだ?展」満足度89% イベントレポート

創業の地で初の体験型展示 Z世代プロジェクトと草加市が一緒に問いかけた「お弁当の価値」

草加で生まれて50年、ほっかほっか亭「お弁当ってなんだ?展」満足度89%

「のり弁」「唐揚」「甘いたまごやき」「エビフライ」――。お弁当と聞いて思い浮かべるものは、人によってさまざまです。でも、そこには料理だけではなく、家族との思い出や遠足、運動会、部活動の大会など、その時々の記憶も一緒に詰まっているのかもしれません。

1976年に埼玉県草加市で1号店をオープンし、2026年6月6日に50周年を迎えた「ほっかほっか亭」。その創業の地・草加市で開催された初の体験型展示「お弁当ってなんだ?展」のイベントレポートが、8月20日にリリースされました。

草加市役所が「お弁当」の展示空間に

草加市役所

草加市役所

「お弁当ってなんだ?展」が行われたのは、2026年7月24日から8月6日まで。会場となったのは、草加市役所本庁舎1階の「縁側スペース」です。

企画したのは、ほっかほっか亭のZ世代特化型プロジェクト「ZorZ(ゾアーズ)」。草加市総合政策部資産活用課が進める「トライアル・サウンディング」の一環として、市と連携して実施されました。

このトライアル・サウンディングは、公共施設などを民間事業者に一定期間利用してもらい、新しい活用方法を探る社会実験です。草加市役所では、1階の縁側スペースをはじめ、ギャラリースペースやテラスなどが対象になっています。

市役所という普段は手続きなどで訪れる場所に、少し意外な「お弁当」をテーマにした空間が登場したわけです。

草加で生まれて50年、ほっかほっか亭「お弁当ってなんだ?展」満足度89%

巨大なのり弁に「ほっかスロット」 見るだけではない展示に

会場には、高さ1.8メートル、幅3.6メートルの大型パネルを使って「元祖のり弁当」のこだわりを紹介するコーナーが登場。

さらに、50周年を機に制作されたオリジナルフォント「ほっかフォント」を使った体験企画も用意されました。

100回に1回「ほっかほっか亭」がそろうという「ほっかスロット」や、好きな言葉を作れる「ほっかフォント積み木」、3Dプリンターで作られた文字を触って当てる企画など、眺めるだけではなく、実際に手を動かして楽しめる仕掛けが並びました。

また、草加市役所の職員と一緒にアイデアを出した「ミライのお弁当」や、心があたたまる瞬間を50個選んだ「ほっかほっかのおすそわけ」など、50周年らしい企画も展開されています。

草加で生まれて50年、ほっかほっか亭「お弁当ってなんだ?展」満足度89%

来場者の89%が「楽しかった」と回答

今回発表された結果で目を引くのが、来場者アンケートです。

展示について「とても楽しかった」が61%、「まあまあ楽しかった」が28%で、合計89%が「楽しかった」と回答しました。

さらに、ほっかほっか亭への親しみや愛着についても、「とても強まった」が39%、「やや強まった」が47%。合わせて86%が、展示をきっかけに親しみや愛着が強まったと回答しています。

なお、今回の発表資料ではアンケートの回答者数までは示されていないため、割合については同社が公表した集計結果に基づくものとなります。

「お弁当ってなんだ?展」から見えてきた、お弁当の価値

お弁当から出てきたのは、食べ物だけではありませんでした

なかでも興味深いのが、来場者に「お弁当」という言葉から連想するものを尋ねた「みんなのお弁当ってなんだ?」のコーナーです。

寄せられた言葉は、大きく「人との繋がり」「シチュエーション」「あるあるエピソード」「人気のおかず」「あたたかな気持ち」の5つに分けられたといいます。

「お母さん」「お父さん」「作ってくれた人への感謝」、そして「運動会」「遠足」「部活の大会」。

一方では「早弁!」「洗い物の出し忘れ」「おかずの交換」といった、ちょっと笑ってしまうような学生時代の“あるある”も寄せられました。

こうして並べてみると、お弁当は単なる一食ではなく、「誰と」「いつ」「どんな気持ちで食べたか」まで一緒に記憶に残るものなのだと、あらためて感じさせられます。

「お弁当ってなんだ?展」から見えてきた、お弁当の価値

「お弁当ってなんだ?展」から見えてきた、お弁当の価値

「お弁当ってなんだ?展」から見えてきた、お弁当の価値

「お弁当ってなんだ?展」から見えてきた、お弁当の価値

50年前、ほっかほっか亭は草加から始まった

ほっかほっか亭創業50周年記念 特別展示「お弁当ってなんだ?展」

ほっかほっか亭の1号店が草加市に誕生したのは1976年。50周年を迎えた2026年に、再び創業の地で「お弁当ってなんだ?」と問いかける企画が行われたことも、今回の展示の大きなポイントでしょう。

しかも、企画を担ったのは次の世代を見据えた「ZorZ」のメンバーたち。老舗ブランドの周年企画でありながら、昔を振り返るだけではなく、若い世代と一緒にこれからのお弁当を考える内容になっていました。

開催はすでに終了していますが、半世紀前に草加から始まった一つのお弁当店が、50年後に同じ街で「お弁当の意味」をもう一度考える――。そんな草加とのつながりを感じられる、印象的な50周年企画となったようです。


開催概要

イベント名:ほっかほっか亭創業50周年記念 特別展示「お弁当ってなんだ?展」
開催期間:2026年7月24日(金)~8月6日(木)※終了
開催時間:8:30~17:00
開催場所:草加市役所 本庁舎1階 縁側スペース
所在地:埼玉県草加市高砂1丁目1番1号
入場料:無料
主催:株式会社ほっかほっか亭総本部/ZorZプロジェクト
協力:草加市 総合政策部 資産活用課

出典・確認日:2026年8月20日
株式会社ほっかほっか亭総本部・PR TIMES「【イベントレポート】ほっかほっか亭50周年記念!初の体験型展示『お弁当ってなんだ?展』」2026年8月20日発表

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