八潮・大曽根から広がる“癒やしの灯り”「ひょうたんアートsino」を訪ねて

種から育てて生まれる幻想的なひょうたんアートの世界.

八潮・大曽根から広がる“癒やしの灯り”「ひょうたんアートsino」を訪ねて

7月31日大曽根教室にて撮影

ひょうたんからこぼれる、やわらかな光。壁や天井に映し出される幻想的な模様を眺めていると、いつもの空間が少しだけ特別な場所に変わります。

今回ご紹介するのは、ライター「yuko.N」さんが訪ねた、八潮市大曽根の「ひょうたんアートsino」です。

講師の笹原常子さんは、作品に使うひょうたんを地元の畑で種から育て、収穫、加工、そして作品づくりまで、一つひとつ丁寧に手がけています。

昨年11月には八潮教室を南川崎から大曽根へ移転。教室には、ひょうたんならではの丸みを生かした作品や、灯りをともすことで美しい模様が浮かび上がる作品など、思わず足を止めて見入ってしまうような世界が広がっています。

今回はyuko.Nさんの目線を通して、作品が生まれる場所や笹原さんの活動、そしてひょうたんから生まれる温かな灯りの魅力をご紹介します。


今年5月にはテレビ番組でも紹介され、関心を持ったから問い合わせが寄せられるなど、ひょうたんアートの魅力が少しずつ広がっています。

今回は、大曽根に移転した「ひょうたんアートsino」さんの新しい教室を訪ねました。

イオン八潮南店近くの大曽根教室

八潮・大曽根から広がる“癒やしの灯り”「ひょうたんアートsino」を訪ねて

ひょうたんアートsinoさんの教室は八潮市と三郷市の2か所にあります。

八潮教室は昨年11月、南川崎から大曽根へ移転しました。以前はご自宅の一室で開かれていましたが、現在はイオン八潮南店近くの建物2階にあります。

八潮・大曽根から広がる“癒やしの灯り”「ひょうたんアートsino」を訪ねて

7月31日大曽根教室にて撮影

築63年の建物は想像以上に傷みが激しく、自分達で内装をリノベーションされたそうです。「まだ手の回らないところもあるんですよ」と話されていましたが、教室内は明るく居心地の良い空間でした。

以前は6人でいっぱいだった教室も、現在は8人がゆったり制作できる広さになっています。

ひょうたんが生み出す、やさしい光とぬくもり

ひょうたんアートが灯すやさしい光は、暮らしの中に、ほっとくつろげる時間を届けてくれます。部屋に置いて灯りをともすと、ひょうたんに開けられた無数の小さな穴から光がこぼれ、壁や天井にやさしい模様が映し出されます。まるで部屋全体が、ぬくもりに包まれた癒やしの空間へと変わっていくようでした。

灯りだけでなく、置物や時計、スピーカーなど、作品の楽しみ方もさまざまです。スピーカーから流れる音はどこか柔らかく、木製の楽器を思わせるような温もりが感じられました。

八潮・大曽根から広がる“癒やしの灯り”「ひょうたんアートsino」を訪ねて

7月31日大曽根教室にて撮影

作品には、ポップで楽しいデザインのものもあれば、落ち着いた色合いで、深い趣を感じさせるものもあります。

八潮・大曽根から広がる“癒やしの灯り”「ひょうたんアートsino」を訪ねて

7月31日大曽根教室にて撮影

そんな作品を手に取ってみると、見た目からは想像できないほど軽く、手触りも温かく優しく感じられました。

八潮・大曽根から広がる“癒やしの灯り”「ひょうたんアートsino」を訪ねて

7月31日大曽根教室にて撮影

ひょうたんというと、千成瓢箪や縁起物を思い浮かべる方も多いかもしれません。

実はその起源はアフリカ。1万年以上前から栽培され、水を運ぶ容器や楽器として世界中で利用されてきた植物です。

ひょうたんの加工にはルーターに専用ドリルを取り付けて行います。

ルーターを持たせていただくと、最初は振動で先端が滑ってしまいましたが、力を入れなくても小さな穴が開きました。

種から育てるひょうたん

笹原先生は、教室で使うひょうたんを地元で畑を借り、自ら種から育てています。

八潮・大曽根から広がる“癒やしの灯り”「ひょうたんアートsino」を訪ねて

2025年8月4日、笹原先生の瓢箪畑にて撮影

春に種をまき、摘芯や人工授粉を繰り返しながら一つひとつ大切に育て、受粉した日付をタグで管理。収穫まで約50~70日、実の傷を防ぐため葉を落としたり、支えを工夫したりと、手間を惜しみません。

八潮・大曽根から広がる“癒やしの灯り”「ひょうたんアートsino」を訪ねて

2025年8月4日、笹原先生の瓢箪畑にて撮影

収穫後も、水に漬けて中身を取り除き、アク抜きや漂白、乾燥を経て、ようやく作品づくりに使える素材になります。毎年300個以上を真夏に処理する作業は、「とにかく臭い!」と笑います。

八潮・大曽根から広がる“癒やしの灯り”「ひょうたんアートsino」を訪ねて

2025年8月4日、笹原先生の瓢箪畑にて撮影

5月に小さな実がつくと「本当にかわいいんですよ。大きく育て!って思うんです」と笹原先生。その深い愛情が、一つひとつの作品にも込められているようでした。

棚いっぱいに実った大小さまざまなひょうたん。その一つひとつに、先生の手間と愛情が注がれていました。

寺子屋相頓寺展覧会のご案内

八潮・大曽根から広がる“癒やしの灯り”「ひょうたんアートsino」を訪ねて

ひょうたんアートsino様よりご提供

寺子屋相頓寺展覧会 ~灯りと花が織りなす、やさしい時間~

HyoutanArt sino & Flower Design Ilien fleur

アクセス:埼玉新都心交通ニューシャトル原市駅、徒歩5分

☆駐車場は台数に限りがあります。公共交通機関のご利用をお願いします。

開催期間:2026年8月11日(火)~ 8月16日(日)

☆笹原先生は11日、14日、15日、在廊予定

  • 会場:相頓寺客殿(上尾市五番町14-2)
  • 時間:11時~16時 ※初日のみ13時~
  • 問い合わせ:048-721-3201、または公式LINEより

相頓寺は、永徳2年(1382年)に開山された、長い歴史を持つ由緒あるお寺です。

昨年初めて出品された「ひょうたんアートsino」さんの作品はとても好評で、今年もIlien_fleur(イリアンフルール)さんとのコラボレーション展示が行われます。

歴史ある寺院という特別な空間の中で、いつもとは少し違う表情を見せるひょうたんの灯り。心を癒やすやさしい光を、ぜひ味わってみてはいかがでしょうか。

笹原先生の教室、ご紹介

八潮・大曽根から広がる“癒やしの灯り”「ひょうたんアートsino」を訪ねて

埼玉県で唯一のひょうたんアート教室を開かれている笹原先生。

畑でひょうたんを種から育て、収穫、加工まで、作品づくりに必要なすべての工程をていねいに行っています。

ひょうたんへの愛情あふれる作品と、気さくで温かな人柄が魅力の先生です。

講師:笹原 常子

八潮市文化協会会員、全日本愛瓢会会員

八潮市大曽根教室:埼玉県八潮市大曽根271-202(毎週金・土曜日 13時〜15時)

三郷市彦成地区文化センター:埼玉県三郷市彦野1-161(第3水曜日、13時半~15時半)

どちらの教室も、電動ミニルーター、 インクダイ、 その他必要教材は自由にご利用いただけるようです。

詳しくはホームページをご参照ください。

インスタグラムでは、イベントやひょうたんの様子などを見ることができます。


yuko.N 地域情報発信クリエーター(八潮市)yuko.N
八潮市に住み始めて、はじめは何も無いと思ったこのまちで多くの方に出会い、気がつけば八潮が大切な地元になっています。この町の魅力を大切に、一つ一つ伝えていきたいと思っています。元Yahoo!地域クリエイター。

Instagram▶@yuko.n.insta
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