幸福度は浦和区と越谷レイクタウンが首位 吉川・越谷・草加など八潮周辺の評価もチェック

自分が暮らしている街を、どのくらい「幸せ」と感じているのか。そして、「これからもここに住み続けたい」と思っているのか。
普段の暮らしの中では、なかなか数字にすることのない“街への気持ち”をまとめたランキングが発表されました。
大東建託株式会社は2026年9月2日、「いい部屋ネット 街の幸福度&住み続けたい街ランキング2026<埼玉県版>」を発表しました。
県内全体のトップを見ると、「街の幸福度」の自治体ではさいたま市浦和区、駅では八潮からも身近な越谷レイクタウン駅が1位。「住み続けたい街」では、自治体がさいたま市浦和区、駅が熊谷市の石原駅でトップとなりました。
さらに、2026年5月に発表された「街の住みここち」では、自治体1位がさいたま市浦和区、駅1位が浦和駅となっています。
では、八潮と生活圏の重なる越谷・吉川・草加など、県東部の街はどのように評価されたのでしょうか。
まず知っておきたい、埼玉県の「各部門1位」

今回関連するランキングの県内トップを整理すると、それぞれ特徴が見えてきます。
「街の幸福度(自治体)」の1位はさいたま市浦和区。唯一、偏差値70台という高い評価を獲得しました。2位はさいたま市南区、3位は蓮田市です。
一方、「街の幸福度(駅)」では、越谷レイクタウン駅が6年連続1位。2位は和戸駅、3位は東宮原駅となりました。
「住み続けたい街(自治体)」でも、1位はさいたま市浦和区。2位は秩父郡横瀬町、3位はさいたま市緑区です。

駅では、熊谷市の石原駅が2年連続1位。2位は加茂宮駅、3位には浦和駅が入りました。
そして、少し違った角度から暮らしやすさを尋ねる「街の住みここち」では、自治体部門でさいたま市浦和区が8年連続1位。駅部門でも浦和駅が6年連続1位となっています。
こうして見ると浦和エリアの強さが目立ちますが、県東部では越谷レイクタウンが「幸福度」で県内トップという、非常に存在感のある結果となりました。
越谷レイクタウンは「幸福度」で6年連続1位

八潮周辺で最も目を引くのは、やはり越谷レイクタウン駅です。
「街の幸福度(駅)」では2026年も埼玉県1位。これで6年連続のトップとなりました。
さらに、2026年5月13日に発表された「街の住みここち(駅)」でも、越谷レイクタウン駅は県内4位。前年5位から一つ順位を上げています。
この「住みここち」の1位は浦和駅、2位は加茂宮駅、3位は東宮原駅。そのすぐ後ろの4位に越谷レイクタウンが入っていることを考えると、県内でもかなり高い評価を受けていることが分かります。
大型商業施設が集まる一方、駅周辺には住宅地や水辺の空間も広がる越谷レイクタウン。
八潮からは休日の買い物先として訪れる方も多い街ですが、単に「遊びに行きたい街」というだけではなく、実際に暮らしている人からも高く評価され続けている街ということになります。
吉川市は「住みここち」県内16位
越谷レイクタウンの隣に位置する吉川市も、八潮から身近な街のひとつです。
2026年の「街の住みここち(自治体)」では、吉川市が県内16位。評点65.2となりました。
さらに「住み続けたい街(自治体)」では、前年34位から順位を大きく上げて20位にランクインしています。
前年から10位以上順位を上げた自治体として、大東建託の発表でも取り上げられました。
駅を見ても、吉川美南駅が「街の住みここち」で19位。吉川駅は42位となっています。
住宅や商業施設の整備が続いてきた吉川美南周辺ですが、そうした街の変化が、実際に暮らしている人たちの評価にも少しずつ表れているのかもしれません。
越谷市は「住みここち」17位

自治体としての越谷市も上位に入っています。
「街の住みここち(自治体)」では県内17位。吉川市の16位に続く順位となりました。
駅別では、越谷駅が「街の住みここち」で40位。このほか、蒲生駅が53位、南越谷エリアが65位、北越谷駅が69位に掲載されています。
市内にさまざまな特徴を持つ駅がある越谷市だけに、「越谷市」という自治体全体と、駅ごとの評価を見比べてみるのも面白いところです。
草加市は「住みここち」32位
八潮市と市境を接する草加市は、「街の住みここち(自治体)」で県内32位。前年36位から4つ順位を上げました。
駅別では、獨協大学前駅が「街の住みここち」で55位に入っています。
八潮から草加方面へ通勤・通学する人も少なくないだけに、こちらも身近に感じられる結果ではないでしょうか。
ちなみに「住みたい街」のトップは大宮


今回の「幸福度」「住み続けたい街」は、基本的に現在その街に暮らしている人の評価をもとにしています。
一方、「これから住んでみたい街」という人気を見る「住みたい街ランキング」では、少し違った結果になります。
2026年の埼玉県居住者による「住みたい街(自治体)」1位はさいたま市大宮区で、4年連続のトップ。2位はさいたま市浦和区、3位は川越市でした。
駅でも大宮駅が4年連続1位。2位は浦和駅となっています。
つまり、「住んでいる人が幸せだと思う街」「このまま住み続けたい街」「実際の住みここちが良い街」「これから住んでみたい街」では、それぞれ評価される場所が少しずつ違うというわけです。
「幸福度」と「住みここち」は同じではない
今回のランキングを見るうえで覚えておきたいのが、それぞれ質問の内容が違うことです。
「街の幸福度」は、「全体としてみて、現在幸せか」を10段階で回答してもらい、その平均値を100点満点に換算して順位をつけています。
一方の「住み続けたい街」は、「今住んでいる街に、ずっと住んでいたいと思うか」を5段階で回答してもらったものです。
そして「住みここち」は、現在住んでいる地域について「大変満足」から「大変不満」までを回答してもらい、その評価をもとにランキング化しています。
似ているようですが、少しずつ見ているものが違います。
便利だから暮らしやすい街もあれば、多少不便でも愛着があって離れたくない街もあります。
数字だけでは見えない「その街らしさ」が、ランキングの違いにも表れているのかもしれません。
八潮はどう評価されている?
ここまで見てくると、「では八潮はどうなの?」と気になるところです。
今回の2026年「街の幸福度(自治体)」と「住み続けたい街(自治体)」については、公開されている上位ランキングに八潮市の順位は掲載されていません。
ただし、大東建託では自治体について回答者50人以上、駅では徒歩15分以内の回答者30人以上などの集計基準を設けているほか、偏差値が50未満の場合など順位を公表しないケースがあります。八潮市が掲載されていない具体的な理由については、公開資料だけでは確認できません。
そのため、「八潮市は県内○位」と推測して紹介することは避けたいところです。とはいえ、八潮から日常的に行き来する越谷、吉川、草加などの街が、それぞれ異なるランキングに登場しているのは興味深い結果です。
約5万人の声から見える「暮らす人の実感」
今回のランキングは、埼玉県に住む20歳以上の男女を対象とした大規模な調査です。
「街の幸福度&住み続けたい街ランキング2026」では、基本的に2022年から2026年までの5年間の回答を累積して集計しています。
一方、2026年5月13日発表の「街の住みここち」も、2022年から2026年までの回答を中心に集計しており、駅については徒歩15分以内に住む回答者30人以上を対象としています。
ランキングそのものが街の「優劣」を決めるわけではありません。
毎日の通勤、買い物、子育て、公園で過ごす時間、ご近所との付き合い。そんな日常の積み重ねを、実際にそこで暮らしている人たちがどう感じているのか。それを少しだけ数字でのぞいてみるのが、今回のランキングの面白さなのだと思います。
県内トップはどこなのか。そして、自分たちの暮らす八潮や、その周辺の街はどんな評価を受けているのか。ランキングを眺めながら、あらためて「自分にとって住みやすい街って何だろう」と考えてみるのも面白そうですね。
出典:大東建託株式会社「いい部屋ネット 街の幸福度&住み続けたい街ランキング2026<埼玉県版>」(2026年9月2日発表)、いい部屋ネット「街の住みここち&住みたい街ランキング2026」公式サイト(2026年9月3日確認)
<Hacchinさん>
「やしおん」運営代表。ずっと八潮の人。30年近くネットの世界にいます。現在本職は小さなゲーム会社の管理部長。BBQインストラクター資格。とある町会役員。
八潮市の他、生活エリアである近隣の情報など拾っています。











