5教科で学力検査を実施、英語はリスニング含む 越谷北・春日部・不動岡など23校で「学校選択問題」を継続

生成AIによるイメージ画像
埼玉県教育委員会は、令和9年度(2027年度)埼玉県公立高等学校入学者選抜における学力検査問題の出題方針や実施教科、出題範囲などを発表しました。
今回の発表では、これまで公表されていた制度変更の内容に加え、数学・英語で「学校選択問題」を実施する高校23校も正式に示されています。受験を控える中学生や保護者にとっては、今後の学習方針を考えるうえで重要な内容となりそうです。
今回の入試では、国語・社会・数学・理科・英語の5教科で学力検査を実施。英語にはリスニングテストも含まれます。出題範囲は中学校学習指導要領に基づき、基礎的な知識や技能だけでなく、「思考力」「判断力」「表現力」などを問う問題にも配慮するとしています。
また、令和9年度入試からは、解答方法にマークシート方式が本格導入されます。各教科の配点割合では、およそ9割がマークシート方式、残り1割程度が記述式問題になる予定です。
埼玉県教育委員会では、「中学校での日頃の学習を重視する」としており、単なる暗記だけではなく、学んだ知識を活用する力も求められる形になりそうです。
さらに、令和9年度入試では制度面でも大きな変更があります。
調査書については、「各教科の学習の記録(9教科5段階評定)」と「総合的な学習の時間の記録」を中心とした様式に変更。加えて、すべての受検生が「自己評価資料」を提出することになります。
また、全受検生を対象に面接を実施。個人面接または集団面接を通じて、これまで取り組んできたことや努力した経験、高校生活で挑戦したいこと、将来像などを、自分の言葉で表現する力が求められます。
入試制度は、「共通選抜」と、学校ごとの特色に応じた「特色選抜」を組み合わせた形となり、学力だけでなく、生徒一人ひとりの個性や意欲を見る方向へと変化していくことになりそうです。
なお、数学・英語については、一部に応用的内容を含む「学校選択問題」を、県内23校で実施します。
対象校は以下の通りです。
・埼玉県立浦和高等学校
・埼玉県立浦和第一女子高等学校
・埼玉県立浦和西高等学校
・埼玉県立大宮高等学校
・埼玉県立春日部高等学校
・埼玉県立川口北高等学校
・埼玉県立川越高等学校
・埼玉県立川越女子高等学校
・埼玉県立川越南高等学校
・埼玉県立熊谷高等学校
・埼玉県立熊谷女子高等学校
・埼玉県立熊谷西高等学校
・埼玉県立越ケ谷高等学校
・埼玉県立越谷北高等学校
・埼玉県立所沢高等学校
・埼玉県立所沢北高等学校
・埼玉県立不動岡高等学校
・埼玉県立和光国際高等学校
・埼玉県立蕨高等学校
・さいたま市立浦和高等学校
・さいたま市立浦和南高等学校
・さいたま市立大宮北高等学校
・川口市立高等学校
八潮市や草加市、三郷市周辺からも受験者の多い越谷北高校や春日部高校、不動岡高校などが含まれており、今後の受験対策にも注目が集まりそうです。
埼玉県では、令和8年5月に「令和9年度埼玉県公立高等学校入学者選抜実施要項・選抜要領」や、各高校の詳細な選抜内容も公表予定としています。
詳細は埼玉県公式サイトでも確認できます。













