スーパー・コンビニスイーツの今を分析 “ご自愛”と幸せの関係も明らかに
八潮市に本社を置く洋生菓子メーカー、株式会社モンテールがこのほど、「スーパー・コンビニ スイーツ白書2026」を発表しました。2007年から毎年続けている調査に加え、今回は“スイーツの多様な楽しみ方”にも焦点を当て、現代人とスイーツの関係を多角的に分析しています。
調査によると、スーパーやコンビニでよく購入されているスイーツの1位は「シュークリーム」(70.2%)。なんと19年連続でトップを守り続けています。2位は「プリン」(45.3%)で、こちらも19年連続の上位。まさに“王道”の強さが際立つ結果となりました。
スイーツを買う場所は、1位「スーパー」(64.0%)、2位「コンビニ」(46.2%)、3位「専門店」(19.6%)。特にスーパーでの購入率は男女ともに増加傾向にあり、「価格」(72.3%)が13年連続で魅力の1位に挙がっています。一方コンビニでは「味・おいしさ」(64.4%)が11年連続1位。価格重視のスーパー、味重視のコンビニと、選び方にも個性が見えてきます。
1回あたりの平均購入金額は227円で、昨年より8円増加。過去最高を更新しました。2016年の最低値と比べると37円増えており、特に10代の平均は279円と最も高い水準です。日常のちょっとした楽しみに、少しだけ“いいもの”を選ぶ傾向がうかがえます。
スイーツを食べる時間帯は、全体では「午後」が最多(45.7%)。女性は「午後」や「昼食時」に楽しむ人が多く、男性は「夜」や「夕食時」に食べる傾向が強いという違いも見られました。
今回の白書で特に注目されたのが、「気分」とスイーツの関係です。スイーツを食べることが多い気分のトップ3は、「うれしいとき」(37.4%)、「自分を褒めてあげたいとき」(35.0%)、「達成感・充実感があるとき」(28.2%)。ポジティブな気持ちをさらに高める存在として、スイーツが選ばれている様子が伝わってきます。
一方で、「イライラしているとき」に食べるという回答も25.6%。ネガティブな気分のときには、リラックスや癒やしといった“回復効果”を感じる人が多いという結果も出ています。うれしいときも、ちょっと疲れたときも、そっと寄り添う存在。それがスイーツなのかもしれません。
また、自分で自分の機嫌をとるのが得意な、いわゆる「ご自愛上手な人」ほど、幅広い気分でスイーツを取り入れていることも明らかになりました。週に1回以上スイーツを購入する割合は、「ご自愛上手な人」で60.0%と、苦手な人より23.5ポイント高い結果に。スイーツが日常のセルフケアの一部になっていることが見て取れます。
さらに、スイーツは「食べる」だけではありません。「贈る」「巡る」「作る」「推し活」「学ぶ」「拡散」といった“体験”として楽しんだ人は約2人に1人。AIで栄養バランスをチェックするなど、テクノロジーを活用した楽しみ方も広がっています。
効果別に見ると、「意欲度」「沈静度」「回復度」の3つすべてで「シュークリーム」が上位に挙がるなど、万能ぶりも健在。あらためて、その存在感を示しました。
1954年創業のモンテールは、「しあわせにまじめ」を掲げ、シュークリームやエクレアなどのチルドスイーツを全国のスーパーやコンビニで展開しています。八潮から生まれたスイーツが、日々の暮らしの中で人々の気持ちを少し明るくしている――。そんな姿が、今回の白書から浮かび上がってきました。
詳細なデータは、モンテール公式サイトで公開されています。

















