年間200万人分のビニール袋削減を目指し、全店舗で「オリジナルキャリーバッグ」を導入
埼玉県桶川市に本社を構える株式会社東洋(代表取締役:中村秀夫)は、同社が運営するクレーンゲームのテーマパーク【エブリデイ】全店舗において、オリジナルデザインのエコバッグ「オリジナルキャリーバッグ」を新たに景品として導入することを発表しました。本取り組みは、SDGs(持続可能な開発目標)への貢献を目的とした環境配慮型施策の一環として行われます。

オリジナルキャリーバッグ
この「オリジナルキャリーバッグ」は、2025年7月4日より桶川店を皮切りに、八潮市にある「エブリデイとってき屋 東京本店」など順次全国のエブリデイ店舗で展開されており、クレーンゲーム機での景品提供および店内のポイント交換所「もってき屋」での引き換えが可能です。Lサイズの大容量タイプで、繰り返し使用できる耐久素材を採用し、遊び心あふれるオリジナルデザインで仕上げられています。さらに、環境に配慮したパッケージでの提供も予定されています。
背景には、ゲームセンター業界におけるビニール袋の過剰使用という課題があります。特にエブリデイでは、年間およそ200万人の来場者が景品を持ち帰るため、ビニール袋使用量が膨大でした。こうした現状を受け、株式会社東洋は「つくる責任、つかう責任」「気候変動に具体的な対策を」といったSDGsの理念に基づき、エコとエンターテインメントを融合させた新たな顧客体験の創出に乗り出した形です。

エブリデイ とってき屋東京本店
同社では、今回の取り組みにより最大で年間200万人分のビニール袋使用削減を見込んでおり、今後はこのモデルを他業種にも広げることを視野に入れています。持続可能な社会の実現に向け、アミューズメント施設から始まる小さな一歩が注目を集めています。
詳細は各店舗の公式サイトや広報窓口までお問い合わせください。