経費高騰と実行委員会体制の未整備が要因 草加の夏の風物詩が今年も見送り

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草加市民納涼大花火大会、令和7年も開催中止に決定 6年連続の中止に
草加市は2025年(令和7年)7月1日、毎年夏に開催されている「草加市民納涼大花火大会」について、今年も開催を中止すると発表しました。
中止の理由として、各種経費の高騰に加え、大会実行委員会の体制が整っていないことが挙げられています。これにより、本大会は2020年から6年連続での中止となります。
「草加市民納涼大花火大会」は、「子どもたちにふるさとを」「地域文化の振興」をスローガンに掲げ、約5,000発の花火が夜空を彩る草加市の夏の一大イベントです。平成10年(1998年)に青柳青年会が主催した盆踊り大会を起源とし、平成12年(2000年)からは川柳ブロック親睦納涼大花火大会・盆踊り大会として実施され、平成16年(2004年)からは「草加市民納涼大花火大会」として現在の規模に拡大されました。
例年、多くの市民や来場者でにぎわい、草加の夏の風物詩として親しまれてきた本大会ですが、近年は新型コロナウイルスの影響や物価高騰、人手不足など、さまざまな課題に直面しています。
今後の再開に向けた体制づくりが期待されます。
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