能登半島地震の教訓を活かし、災害時の断水対策を強化! 144名が参加予定の大規模訓練
埼玉県は、本日2024年9月27日(金)に、県内5つの浄水場で災害時の断水を想定した応急給水訓練を実施します。この訓練は、1月に発生した能登半島地震による水道施設の被害を教訓に、地域住民への迅速な給水対応を目的として行われます。
訓練は、埼玉県管工事業協同組合連合会と連携し、県内の水道事業体職員、計144名が参加予定です。主な会場は大久保、庄和、行田、新三郷、吉見の5つの浄水場で、午後2時から午後4時まで実施されます。
当日は、応急給水装置の設置実演や、給水車による給水訓練が行われ、断水から応急給水までの流れが詳しく確認されます。この訓練を通じて、災害時に必要となる応急給水活動のスムーズな展開を目指します。
また、訓練に使用される応急給水装置は、企業局が各水道事業体に貸与し、各拠点で管理されています。県内では233か所に送水管を活用した応急給水拠点が整備されており、災害時には住民の生活用水を迅速に確保できる体制が整っています。
詳細や問い合わせは、埼玉県企業局水道管理課(048-830-7077)までご連絡ください。