柏エリアで発生したレールの錆び、短時間での対応と復旧作業により運転再開
2024年4月18日、つくばエクスプレスは、流山おおたかの森～流山セントラルパーク間でレールの錆びにより、緊急に運転を見合わせる事態が発生しました。
この影響で、朝間のラッシュ時間帯に多大な乱れが生じ、多くの通勤・通学客に影響を及ぼしました。
事件は、4月18日（木）の早朝、5時13分頃に始まりました。守谷発秋葉原行きの区間快速である第4202列車が、流山おおたかの森～流山セントラルパーク間を走行中に非常ブレーキが瞬間的に作動。
その直後、後続する第5202列車（普通列車）と第4002列車（区間快速）の運転台にも瞬間的に停止信号が現示され、当該区間の安全性が疑われました。
技術係員が直ちに現場を巡視したところ、上り線のレールに錆びが認められ、これが運転見合わせの直接的な原因であることが判明。つくばエクスプレスは、安全を最優先と判断し、5時45分頃から該当区間の運転を一時的に見合わせ、緊急研磨作業に着手。幸い、迅速な対応と復旧作業により、レールの安全性が確認され、わずか13分後の5時58分頃には運転を再開。
この間の運転見合わせにより、朝のピークタイムに大きなダイヤ乱れが発生し、多くの利用者に運休の影響が出ました。
つくばエクスプレスは、今回の事態を受けて、レールの点検・保守体制のさらなる強化を図るとともに、利用者への影響を最小限に抑えるための対策を検討することを発表。また、影響を受けた利用者に対しては、迅速な情報提供と適切な対応を心掛けることを改めて強調しています。
