手術支援ロボットの操作から看護師体験まで 夏休みに20人が最先端医療に触れる

普段はなかなか入る機会のない病院の手術室で、小学生たちが本物の医療機器に触れる特別な体験会が開かれました。
八潮市南川崎の「八潮中央総合病院」は2026年8月22日(土)、小学4年生から6年生を対象に、手術支援ロボット「ダヴィンチ」の体験会を開催しました。
夏休みならではの企画として行われた今回の体験会。募集時から注目度は高く、当初の定員12人に対して57人が応募しました。倍率は実に4.75倍。病院では急きょ定員を増やし、抽選で選ばれた20人が2班に分かれて参加しました。
そもそも「ダヴィンチ」ってどんなもの?

「ダヴィンチ(da Vinci)」は、医師がより精密な操作を行えるよう支援する手術支援ロボットシステムです。
「ロボット手術」と聞くと、機械が自動的に手術をするようなイメージを持つかもしれませんが、実際に手術を行うのはあくまで医師です。
医師は「サージョンコンソール」と呼ばれる操作席に座り、立体的に見える3D映像を確認しながら手元のコントローラーを操作します。その動きが患者側にあるロボットアームへ伝わり、先端に取り付けた器具やカメラを動かす仕組みです。
器具には人の手首のように曲がる関節機能があり、細かな操作ができるほか、手ぶれを抑える機能なども備えています。こうした技術によって、狭い場所や繊細な操作が必要な場面で医師の手術をサポートします。
八潮中央総合病院では、2023年7月から「da Vinci Xi Surgical System」を導入し、泌尿器科のロボット支援手術などに活用しています。
今回の体験会は、普段は患者として接することの多いこうした最先端の医療機器を、子どもたちが実際に自分の手で操作できる貴重な機会となりました。
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