足立区・竹の塚七夕祭 ――「このままでいいのかな」が人をつなぎ、新しい祭りが生まれた
ライター:yuko.N

2026年7月5日、「たけパー」で開催された「第1回 竹の塚七夕祭」を訪れました。
足立区竹の塚の商店街で長年親しまれてきた七夕祭を「終わらせたくない」と願った4人の話し合いから、この「第1回竹の塚七夕祭」が生まれました。
開催場所「たけパー」は、2026年4月14日、竹ノ塚駅に近い、高架下に整備された交流拠点です。
どうして七夕祭?
(たけトピのお知らせ参照)
たけトピのナオコさんが、取材の中で知ったこと。
25年前には、盛大に開催されていた七夕祭りが、しだいに縮小され、今年終わろうとしていること。そんな時、竹ノ塚駅の高架下に、たけのつカー&パーク(たけパー)がオープンしました。たけパーは、「やってみたいをかたちに出来る場所」。そこで、「この場所で七夕祭を開こう」という発想が生まれました。
このまちで暮らし、地域のお店や人々と、ていねいに取材や交流を続けておられるナオコさんならではの、地域を大切に思う気持ちが、そのスタートにあったのだと感じます。
ナオコさんとのご縁はヤフークリエイターのライター時代でした
知り合った時には、ナオコさんは「竹の塚情報局たけトピ」の活動を始められていました。
地域のお店や人を丁寧に取材し、その魅力を伝え続ける活動を、いつも素敵だなと思っていました。
そんな「竹の塚情報局たけトピ」が主催された「竹の塚七夕祭」が、「たけパー」で開催され、どうしても見たくなって出かけました。
はじまりは4人
この場所で七夕祭を開こうという思いに共感してくれた人と一緒に、とにかく話し合ってみることにしました。その話し合いから、たくさんのアイデアが生まれました。
竹の塚を取材して回りながら七夕祭の話を伝えていくうちに、協力する運営メンバーは28人にまで広がりました。
第1回 竹の塚七夕祭、開催

第1回竹の塚七夕祭の会場は、4月にオープンしたばかりのたけパーです。
竹の塚の七夕祭が形を変え、新たな一歩を踏み出しました。
「このままでいいのかな」という思いが地域を動かし、 かたちになったイベントです。
その会場には、60人が持ち寄ったフリーマーケット

家族や友人同士がシートを広げ、それぞれのお店を並べていました。
子ども服やおもちゃなど、誰かにとって不要になったものが、別の誰かの「ほしいもの」になる。そんなフリーマーケットならではの温かな雰囲気がありました。
超ウルトラスーパーロング七夕輪っかづくり

104m40cm、約2,600個の輪っか(主催者より)
この七夕飾りは、竹の塚でアート教室をされている、やわらかアートアカデミーさんによって、アート作品へと生まれ変わる計画もあるそうです。
子どもたちが一つひとつ輪をつないでいく様子を見ていると、2,600個もの輪っかが繋がっていったこと自体に、温かく大切な力があるように思えてきます。
七夕といったら、笹飾り

(トレーラーハウスのグルメスペースと笹飾り)
撮影時には何枚かの短冊が飾られているだけでしたが、イベントが終わるころには、色とりどりの願いが笹いっぱいに結ばれていました。そんな様子を見ていると、願いが届きそうな気がしました。
笹は、足立区の島根鷲神社から譲り受け、7月9日に奉納されたそうです。
たけのつカー&パーク:たけパー

七夕祭の会場となった「たけパー」は、2026年4月に竹ノ塚駅高架下にオープンした地域交流拠点です。かつて「開かずの踏切」が地域を分断していた場所は、高架化によって新しい空間へと生まれ変わりました。
その場所で人が集い、新しい七夕祭が始まったことに、このまちの新しい物語を感じました。
イベントを通じて感じたこと
地域の行事は、誰かが用意してくれるものではありません。
「続けたい」「残したい」と願う人たちが集まったとき、新しい形で受け継がれていくものなのだと感じました。
「第1回 竹の塚 七夕祭」
- 日時:7月5日(日曜日)10時〜16時
- 場所:たけのつカー&パーク(足立区西竹の塚2-8竹の塚駅高架下)
- 主催:竹の塚情報局たけトピ
- 後援:竹の塚東口商店街振興組合
yuko.N
八潮市に住み始めて、はじめは何も無いと思ったこのまちで多くの方に出会い、気がつけば八潮が大切な地元になっています。この町の魅力を大切に、一つ一つ伝えていきたいと思っています。元Yahoo!地域クリエイター。
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