全国で53番目、県内初の認定 地域活性とツーリング文化の拠点に

関係者の皆さん。当日は常連の女性ライダーの皆さんが巫女さんに扮してお手伝いされていました。
2025年6月6日、八潮市古新田にあるバイカーズカフェ「カフェはらっぱ」が、埼玉県で初めて「オートバイ神社(正式名称:全国オートバイ神社)」の認定を受けました。
この認定は、一般社団法人日本二輪車文化協会が提唱し、各都道府県に1箇所の設立を目標とした取り組みで、ライダーにとってのツーリング拠点や交流の場として期待されています。

ガレージを改造した祭壇が設置。スペース内にはオーナー趣味の昭和レトロのアイテムが並んでいます。
オートバイ神社は、宗教的な目的ではなく、地域の活性化や観光の促進を目的に認定されており、認定にはライダー向けの設備が整っていることなど、いくつかの条件があります。「はらっぱ」は、そうした条件を満たす施設として全国で53番目、埼玉県では初の認定を受けることとなりました。
また、同店は同時に「カブの駅」としても認定。「カブの駅」とは、ホンダスーパーカブを愛するライダーたちが気軽に立ち寄れる場所、道の駅のような場所を指し、全国各地に加盟店を認定。それぞれ独自のサービス(施設、フード、メンテナンス、カスタム、イベントなど)を提供しています。
6日の認定日には、ガレージを改造した祭壇が設置され、地元の氷川神社の神主による鎮座祭が厳かに執り行われ、旭風防の古屋社長やハーレーダビッドソン亀戸の野間社長、市議の方や関係者、地元の常連ライダーたちも立ち会い、神聖な空気の中で式典が無事終了しました。

当日は関係者をはじめ、常連のライダーの皆さんも集合されていました。

奉納後、来場者によるお参りが続きます。

旭風防を手掛ける株式会社 旭精器製作所 古屋氏からの挨拶

オーナーの野澤夫妻
「はらっぱ」はこれまでも多くのライダーに親しまれてきましたが、今回の認定により、さらに多くの人が訪れる“ライダーの聖地”として注目を集めそうです。ツーリングの目的地として、ぜひ一度足を運んでみてはいかがでしょうか。
<Hacchinさん>
「やしおん」運営代表。ずっと八潮の人。30年近くネットの世界にいます。
長年ベンチャー企業でデジタルコンテンツやエンタメ業界や株式公開など色々と荒波にもまれてきました。現在本職は小さなゲーム会社の管理部長。
BBQインストラクター資格。