雨天を乗り越え、70名超の小学生が真剣勝負 礼と努力を学ぶ伝統大会

高学年参加者と入賞者の皆さん
2025年5月17日(土)、八潮市スポーツ協会が主催し、八潮市青年会議所が共催する「第34回 わんぱく相撲大会」が開催されました。
本来は八潮市スポーツセンター敷地内の屋外土俵で行われる予定でしたが、当日はあいにくの雨模様となり、急遽会場をエイトアリーナへと変更しての実施となりました。

雨の中、会場内は多くの応援の皆さんが詰めかけていました
大会には、小学1年生から6年生までの児童が参加し、その数は70名を超える盛況ぶり。ここ数年、参加者は増加傾向にあり、今年も児童たちの真剣な取り組みと、それを応援する保護者たちの熱気に包まれた一日となりました。
午前中は低学年、午後は高学年による学年別の総当たり戦が行われ、初めて土俵に立つ児童から、毎年出場している常連選手まで、誰もが真剣な眼差しで取り組む姿が印象的でした。取り組みごとに歓声が上がり、仲間を応援する声も絶えませんでした。

練習の様子

入賞者には、八潮青年会議所の向後理事長より賞状とメダル、盾の授与がおこなわれました。

低学年参加者と入賞者の皆さん
この大会は、上位入賞者が次のブロック大会へと進出し、さらに全国大会への道も開かれる、歴史と伝統のある大会です。また、単なる勝敗を競う場にとどまらず、礼節を重んじる「スポーツとしての相撲」を通じて、努力の大切さや思いやりといった社会生活に欠かせない徳性を育む貴重な場でもあります。
「わんぱく相撲全国大会」の開催は、子どもたちに夢を与えるとともに、地域社会の一体感や絆を強める機会にもなっており、保護者や関係団体からの期待も高まっています。今後も「心豊かな青少年の育成」を掲げる青年会議所の重要な事業として、地域に根差した活動が続けられていくことが期待されます。
八潮の土俵で繰り広げられた小さな力士たちの熱戦。その姿に、地域の未来を担う子どもたちの成長と可能性が垣間見えました。
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<Hacchinさん>
「やしおん」運営代表。ずっと八潮の人。30年近くネットの世界にいます。
長年ベンチャー企業でエンタメ業界や株式公開など色々と荒波に揉まれすぎました…。
現在本職は小さなゲーム会社の管理部長。BBQインストラクター資格。