挫折から挑戦へ――未来に迷う子どもたちと保護者に向けた熱いメッセージ
2024年11月4日（月・祝）、八潮メセナアネックス多目的ホールで特別講演「15才の決断 ～挫折から挑戦して掴んだ夢～」が開催されました。
この講演は、夢や目標に悩む小中学生とその保護者に向けて、元プロサッカー選手でSHIBUYA CITY FC監督の増嶋竜也氏が自身の経験を語り、成長へのヒントを提供する内容で、多くの参加者が訪れました。
増嶋氏は、15歳という人生の分岐点で直面した挫折や、なにがきっかけでサッカー選手を目指すようになったのか、その後の挑戦を通じて掴んだプロ選手への道を振り返りながら、「失敗を恐れず挑戦することの大切さ」を強調しました。
会場には真剣な眼差しで話に聞き入る児童や保護者の姿があり、彼らにとって新たな視点を得る貴重な機会となったようです。
講演後に設けられた質疑応答の時間では、参加者が増嶋氏に直接質問を投げかける場面も見られました。「挫折からどうやって立ち直ったのか」「夢を追い続けるために必要な心構え」など、子どもたちからの素朴な疑問に真摯に答える増嶋氏の姿が印象的でした。
この講演は、多くの子どもたちにとって「挑戦する勇気」を後押しする契機となったことでしょう。今後もこのような素晴らしいイベントが地域で開催されることを期待しています。
増嶋竜也氏について
千葉県出身の元プロサッカー選手、増嶋竜也氏（1985年4月22日生まれ）は、市立船橋高校で全国3大タイトルを制覇し、「高校No.1ディフェンダー」として名を馳せました。
その後、FC東京でプロデビューし、17年間にわたりJリーグの数々のクラブで活躍。Jリーグ、Jリーグカップ、天皇杯のすべてで優勝を経験しました。公式戦通算405試合に出場し、26得点を記録。2020年に現役を引退後は、市立船橋高校のコーチとして指導者の道を歩み始め、現在はSHIBUYA CITY FC監督として新たな挑戦に取り組んでいます。
主な経歴として、年代別日本代表に選出され、U-22代表候補に名を連ねました。2022年にはJFA B級コーチライセンスを取得し、選手時代の経験を生かしながら、勝負強いチームづくりに努めています。
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