県道松戸草加線の暫定開通から約3か月後、交通量は1日8,791台に。周辺道路の負担が減る一方、接続する市道では通行止めが続いています。

現在暫定開通した現場付近
八潮市中央一丁目の道路陥没事故で通行止めとなり、2026年4月に暫定開通した県道松戸草加線。その交通量が、事故前の比較基準に対して9割を超える水準まで戻ったことが、埼玉県の公表資料から分かりました。
県が9月15日に発表した交通マネジメント検討会の資料では、暫定開通から約3か月後の交通量は1日平均8,791台。県道と並行する迂回路では車の通行が減り、周辺の交通状況にも変化が出ています。
2車線で通行再開、交通量は徐々に増加
2025年1月28日に事故が発生したのは、県道松戸草加線の中央一丁目交差点です。通行止めが続いていましたが、2026年4月15日に暫定2車線で通行が再開されました。
県の資料によると、再開後の交通量は1日平均で、約1か月後に7,639台、約2か月後に8,180台、約3か月後に8,791台と増えています。
約3か月後の数値は、6月17日から7月17日までの平日24時間平均。2021年度の道路交通調査を基にした事故前の比較値9,585台に対し、計算すると約91.7%に当たります。事故直前に同じ方法で測った数字との比較ではないため、調査時期と基準を踏まえて見る必要があります。
迂回路の交通量は約2〜3割減少
県道に車が戻る一方で、迂回先となっていた道路の交通量は減っています。
県は、並行する八潮市道や潮止通りの交通量が、暫定開通前と比べて約2〜3割減少したと報告。生活道路に流入していた車も減ったとしています。通勤や買い物の車だけでなく、住宅街を通り抜ける車の動きにも変化が表れています。
路線バス事業者への聞き取りでも、暫定開通後は定時運行に問題がなく、通行止め時に発生していた渋滞が緩和されたとの声が寄せられました。事故後に運休となっていた一部のバス停では、5月1日から運行が再開されています。
接続する市道では、通行止めが継続
ただ、県道の交通量が戻っても、周辺を以前と同じように通れるわけではありません。
9月公表の県資料では、中央一丁目交差点に接続する八潮市道は引き続き通行止めとされています。県道を東西に通過できるようになった一方、近くの目的地へ向かう際には、経路の確認が必要です。
県は今後も周辺道路の交通状況を観測し、通学路の安全点検やバス事業者への聞き取りを続ける方針です。
八潮市内や草加・三郷方面から現場周辺を利用する方は、出発前に県の交通規制案内を確認しておくと安心です。久しぶりに通る道なら、いつもの交差点で曲がれるかも含めて確かめることをお勧めします。
出典:埼玉県「第6回・埼玉県八潮市道路陥没事故に対する交通マネジメント検討会」開催結果・添付資料(2026年9月15日公表)
公表資料はこちら
交通規制案内はこちら
※交通量・規制状況は上記公表資料に基づきます。記事作成日:2026年10月4日。
<Hacchinさん>
「やしおん」運営代表。ずっと八潮の人。30年近くネットの世界にいます。現在本職は小さなゲーム会社の管理部長。BBQインストラクター資格。とある町会役員。
八潮市の他、生活エリアである近隣の情報など拾っています。











