前日のさいたま市では1時間約110ミリ、千葉豪雨の被災地は復旧途上 今夜も急な強い雨や道路冠水に注意

8月22日(土)夕方、八潮市を含む関東地方では、引き続き空模様の急変に注意が必要な状況です。
22日17時52分現在、八潮市では雨となっており、今夜にかけて雷を伴う雨となる可能性があります。 関東では広い範囲に雷などの注意報が出されており、千葉県では午後に大雨警報が発表された地域もあります。
現時点で、八潮市内について「新たに大規模な道路冠水や人的被害が発生している」とする本日22日付の公的発表は、確認した範囲では見当たりません。ただし、前日21日にはさいたま市で記録的な大雨となったばかり。さらに千葉県では8月13日の記録的豪雨による被害から、現在も道路や河川、住宅などの復旧が続いています。
「いま降っていないから大丈夫」とは言い切れない状況です。夕方から夜の外出は、雨雲の動きを確認しながら判断したほうがよさそうです。
八潮市は夕方から雨 夜にかけて急な強い雨や落雷に注意
八潮市周辺では17時台、雨が降っています。
関東各地では大気の状態が不安定となっており、22日14時48分時点の警報・注意報のまとめでは、東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県、茨城県、栃木県、群馬県のすべてで何らかの注意報が発表され、千葉県には警報が出ている地域がありました。
東京都23区や神奈川県、千葉県の各地では雷注意報が確認されており、落雷だけでなく、突風やひょうへの注意も呼びかけられています。
八潮市や三郷市を含む埼玉県南東部でも雷への注意が必要です。急に空が暗くなる、冷たい風が吹く、雷鳴が聞こえるといった変化があれば、発達した積乱雲が近づいているサインです。
千葉県では「非常に激しい雨」の予想 1時間60ミリの可能性
特に注意しておきたいのが千葉県です。
気象庁が22日午前5時に発表した千葉県の気象資料では、前線が関東の東を南下し、気圧の谷や湿った空気の影響を受けるため、昼過ぎから夜のはじめ頃にかけて、雷を伴い非常に激しい雨となる所があるとしています。
千葉県北西部・北東部では、22日午前6時から23日午前6時までに予想される雨量について、
- 1時間降水量:多い所で 60ミリ
- 24時間降水量:多い所で 120ミリ
と予想されています。
そして22日14時40分には、千葉県茂原市にレベル3大雨警報が発表されました。千葉市、山武市、長生村でも、この時点で大雨注意報が発表されています。
短時間で道路が冠水するような雨になる可能性があるため、千葉方面へ移動する予定がある方は特に注意が必要です。
前日のさいたま市では「1時間約110ミリ」 道路冠水35件
今回注意したい理由のひとつが、前日21日に埼玉県内で発生した猛烈な雨です。
さいたま市付近では昨日21日午後4時20分までの1時間に約110ミリの猛烈な雨が降ったとみられ、16時33分に「記録的短時間大雨」に関する気象防災速報が発表されました。
さいたま市が21日19時10分時点でまとめた被害状況によると、
- 床上浸水 3件
- 床下浸水 2件
- 道路冠水 35件
- 車などの水没を含む消防への通報 15件
- 救助出場 2件
が確認されています。人的被害は、この時点では報告されていません。
また警察には、さいたま市や上尾市で「車両が水没した」という趣旨の110番通報が22件寄せられたと報じられています。22日午前までに水没車両の撤去は完了し、けが人は確認されていないということです。
八潮市で同じ規模の雨が降るという意味ではありません。ただ、この時期の雷雨は「数十分前まで普通だった道路が、一気に冠水する」ことがあります。
8月13日の千葉豪雨 現在も復旧が続く地域
もうひとつ心配されるのが千葉県です。
8月13日から14日にかけて発生した「令和8年8月千葉豪雨」では、線状降水帯が相次いで発生。千葉県内の広い範囲で住宅や道路、河川などに大きな被害が出ました。
千葉県は8月21日時点でも、道路や河川などの災害復旧を「最優先課題」として進めているとしています。住宅についても、半壊などの被害を受けた世帯を対象とした応急修理制度が始まっています。
災害救助法が適用された地域も広く、県は被災者向けの生活支援や県営住宅の提供などを継続しています。
こうした地域に再び強い雨が降った場合、通常より少ない雨でも道路や斜面などの状況が悪化する可能性があります。
八潮市周辺では「道路冠水」を特に意識して
八潮市では8月13日の大雨でも、市内各所で道路冠水が発生しました。
市は当時、不要不急の外出を控えるよう呼びかけ、道路冠水危険箇所の警戒やポンプ場による排水を行っています。
八潮市や草加市、三郷市周辺は比較的平坦な土地が多く、強い雨が短時間に集中すると、河川そのものが氾濫していなくても道路や低い場所に雨水が集まることがあります。
特に、
アンダーパス、地下道、周囲より低い道路、河川沿い、用水路付近
には近づかないようにしてください。
水がたまった道路を車で通り抜けようとするのも危険です。見た目だけでは水深が分かりません。
中川・綾瀬川も「雨が強まってから」ではなく早めの確認を
八潮市では、中川と綾瀬川の水位を国土交通省などの情報からリアルタイムで確認できます。
八潮市も、集中豪雨では「降雨範囲が局所的」「短時間」「雨量が多い」という特徴があるとして、河川水位や防災情報を早めに確認するよう呼びかけています。
大雨になってから河川を見に行くのではなく、スマートフォンなどで水位や「キキクル」を確認することが大切です。気象庁のキキクルでは、浸水害・洪水害・土砂災害の危険度を地図上で確認できます。
大瀬地先では中川護岸工事に伴う交通規制も継続中
なお気象災害とは別件ですが、八潮市大瀬地先では現在、中川護岸ブロックの応急対策工事に伴い、市道で終日片側交互通行が行われています。
八潮市によると、規制は8月20日12時から始まり、土日・祝日を含め、しばらくの期間続く予定です。場所は大瀬バス停付近です。
雨の時間帯は視界も悪くなるため、周辺を通る場合は時間に余裕を持ったほうがよさそうです。
今夜は「強くなってから」ではなく、その前に
22日夕方の時点では、八潮市で大規模な災害が発生しているという情報は確認できていません。
ただし、前日のさいたま市ではわずかな時間で1時間約110ミリという猛烈な雨になりました。そして千葉県では22日午後にも大雨警報が発表されています。
最近の雷雨は、本当に場所による差が大きくなっています。
自宅ではほとんど降っていなくても、数キロ先では道路が冠水している――そんな状況も十分に起こり得ます。
今夜外出する方は、出発前だけでなく、移動中にも雨雲レーダーや気象庁のキキクルを確認してください。空が急に暗くなった場合は予定を少し変更するくらいの余裕を持っておくと安心です。
特に強い雨が降り始めた際は、冠水した道路へ入らないこと、川や水路を見に行かないことを優先してください。
情報確認日時:2026年8月22日(土)17時52分
主な情報源
気象庁「警報・注意報」「キキクル」:2026年8月22日確認
気象庁「千葉県の気象支援資料」:2026年8月22日5時発表
さいたま市「8月21日の大雨による市内の状況等」:2026年8月21日19時10分時点
千葉県「令和8年8月千葉豪雨に対する取組」:2026年8月21日更新
八潮市「大雨や台風の情報にご注意ください」:2026年8月10日更新
<Hacchinさん>
「やしおん」運営代表。ずっと八潮の人。30年近くネットの世界にいます。長年ベンチャー企業でエンタメ業界や株式公開など、色々ともまれまして、現在本職は小さなゲーム会社の管理部長。BBQインストラクター資格。とある町会役員。













