【保存版】八潮市の防災・減災ガイド|大雨・洪水・地震で迷わないための行動と情報源 2026年版

2026年最新版 八潮市と近隣エリアの「いざという時、どこを見て、どう動くか」をまとめました

【保存版】八潮市の防災・減災ガイド|大雨・洪水・地震で迷わないための行動と情報源 2026年版

大雨や台風、地震、停電、断水――。

災害が迫っているとき、スマートフォンを手にしても「どこを見ればいいのか」「避難所へ行くべきなのか」「自宅にいた方が安全なのか」と迷ってしまうことがあります。

そんなときに大切なのは、情報をたくさん集めることではなく、「どの情報を見て、どう行動するか」をあらかじめ知っておくことです。

八潮市オンライン【やしおん】では、八潮市を中心に、草加市・三郷市・足立区・葛飾区など周辺地域も含め、災害時に確認してほしい公式情報をまとめました。

災害が起きてから探すのではなく、平常時からブックマークし、ご家族とも共有しておいてください。


災害時、迷ったらまずここを確認

災害時、迷ったらまずここを確認

状況が急変しているときは、SNSを次々に検索するより、まず公的機関から発信される情報を確認することが大切です。

八潮市の避難情報・避難所
八潮市 防災・防犯情報

現在の大雨・洪水の危険度
気象庁「キキクル」

警報・注意報・雨雲など
気象庁 統合地図ページ

中川・綾瀬川などの水位・河川カメラ
国土交通省「川の防災情報」

停電情報
東京電力パワーグリッド 停電情報

道路の通行止め・規制・渋滞
JARTIC 日本道路交通情報センター

つくばエクスプレスの運行情報
TX 運行情報

災害時にはSNSが役立つ場面もありますが、投稿された写真や動画の撮影場所・日時が不明なケースや、過去の情報が再拡散されるケースもあります。

避難を判断するときは、八潮市・気象庁・国土交通省・埼玉県などの公式情報を軸にしてください。


1.2026年5月29日から防災気象情報が変わりました

2026年5月29日から防災気象情報が変わりました

気象庁は2026年5月29日から、新たな防災気象情報の運用を開始しました。

河川氾濫、大雨、土砂災害、高潮などの情報を5段階の警戒レベルと対応させ、住民が避難判断をしやすくすることが狙いです。従来の「大雨警報」は「レベル3大雨警報」という名称になり、レベルの数字とともに伝えられるようになりました。

気象庁「新たな防災気象情報について」

特に覚えておきたいのは、警戒レベル3「高齢者等避難」では避難に時間がかかる人が行動を始め、警戒レベル4「避難指示」では危険な場所にいる人が避難するということです。

また、市から避難指示がまだ発令されていなくても、レベル3・4相当の防災気象情報が発表されている場合は、キキクルや河川水位を確認し、自ら避難を判断することが重要とされています。


2.「避難」=避難所へ行くこと、ではありません

「避難」=避難所へ行くこと、ではありません

八潮市は2026年8月13日、水害時の自宅での避難方法について改めて案内しています。

市が説明している通り、「避難」とは文字通り「難」を「避」けることです。

避難所へ移動するだけでなく、安全が確保できる場合には、自宅の上階へ移動する「垂直避難」や、家族・親戚・知人宅への避難も選択肢になります。

八潮市「水害時の自宅での避難方法(垂直避難)」

自宅にとどまれるかは「浸水深」を確認

まず、八潮市洪水地震ハザードマップで自宅の浸水想定を確認してください。

浸水深が3メートル未満の場合は、自宅の2階以上、または集合住宅の2階以上へ移動できれば、自宅での避難が可能と市は案内しています。

一方、浸水深が3メートル以上の場合で、自宅や集合住宅の3階以上へ移動できない場合には、親戚・知人宅や避難所などへの避難が必要です。

「警戒レベル4=全員が避難所へ行く」という意味ではありません。

大切なのは、自分がいる場所が危険なのかを確認し、その場所から安全を確保することです。


3.まず自宅を2つのハザードマップで確認

まず自宅を2つのハザードマップで確認

八潮市では、洪水と地震のリスクをまとめたハザードマップに加え、過去の道路冠水実績を示した内水ハザードマップが公開されています。

八潮市洪水地震ハザードマップ

洪水による浸水想定や地震被害、指定緊急避難場所・指定避難所などを確認できます。

自宅だけでなく、勤務先や学校、家族がよく利用する場所についても、「どれくらい浸水する可能性があるのか」「どこへ移動できるのか」を一度確認しておきましょう。

八潮市洪水地震ハザードマップ

八潮市内水(浸水)ハザードマップ

こちらは河川の堤防決壊ではなく、大雨によって水路や排水施設の能力を超え、市街地に水がたまる「内水氾濫」を考える際に役立つ資料です。

八潮市では、平成13年から令和5年までに確認された道路冠水実績を地図にまとめています。なお、市は「すべての冠水実績を反映したものではなく、地図に表記のない場所でも冠水する可能性がある」と注意を呼びかけています。

八潮市内水(浸水)ハザードマップ


4.八潮市からの情報を受け取れるようにしておこう

八潮市からの情報を受け取れるようにしておこう

災害時、防災行政無線だけに頼るのは十分ではありません。

八潮市も、強い雨や住宅の気密性などによって放送が聞こえにくい場合があるため、複数の情報収集手段を用意するよう案内しています。市内には63か所の屋外拡声子局が設置されています。

八潮市公式LINE

八潮市公式LINEでは、「災害・防災情報」を受信する設定ができます。

八潮市公式LINEについて

2026年3月9日時点では、災害・防災、防犯、健康・医療、市政、イベント、子育ての6カテゴリーから受信したい情報を選択できます。

やしお840メール

スマートフォンやパソコンのメールでも、市からの災害・防災情報を受け取れます。

やしお840メール配信サービス

LINEとメールの両方を登録しておけば、一方が利用しにくい場合の備えにもなります。

防災行政無線が聞こえなかったとき

防災行政無線の放送内容は、テレホンサービスでも確認できます。

0120-840-225

八潮市 防災行政無線


5.大雨では「雨量」だけでなく危険度を見る

大雨では「雨量」だけでなく危険度を見る

「何ミリ降ったか」だけでは、災害が発生する危険性を十分に判断できません。

気象庁の「キキクル」では、大雨による浸水害や洪水などの危険度を地図上で確認できます。

気象庁 キキクル

防災気象情報がレベル3・4相当になった場合は、キキクルや河川水位を確認し、避難指示の発令を待つだけではなく、自ら避難を判断することも重要です。


6.中川・綾瀬川などの水位もチェック

中川・綾瀬川などの水位もチェック

大雨の際には、自宅付近の雨だけでなく、周辺河川の状況も重要です。

国土交通省の「川の防災情報」では、八潮市周辺を含む河川の水位、雨量、河川カメラなどを確認できます。

国土交通省「川の防災情報」

川の様子が気になっても、増水時に直接川を見に行くことは避け、カメラや水位情報を利用してください。


7.避難所は「指定されている」だけではなく「開設されているか」を確認

避難所は「指定されている」だけではなく「開設されているか」を確認

八潮市は、指定緊急避難場所・指定避難所の一覧を公開しています。

八潮市 指定緊急避難場所・指定避難所一覧

一覧は2026年4月1日に更新されています。施設ごとに、洪水・地震・大規模火災・内水氾濫など、対応する災害の種類が異なります。

ここで注意したいのは、「指定避難所であること」と「その時点で実際に開設されていること」は別という点です。

災害発生時には、必ず八潮市の最新情報で開設状況を確認してから移動しましょう。


8.道路が冠水したら、無理に進まない

道路が冠水したら、無理に進まない

短時間の大雨では、河川の氾濫より先に道路冠水が発生することがあります。

特にアンダーパスや周囲より低い道路では、水深が分かりにくくなります。徒歩でも車でも、冠水している道路へ無理に入ることは避けてください。

道路の通行止め、規制、渋滞などはJARTICで確認できます。JARTICでは高速道路や一般道路の最新情報を提供し、大規模災害時には災害時情報提供サービスも行っています。

JARTIC 道路交通情報


9.鉄道の運行状況も早めに確認

鉄道の運行状況も早めに確認

台風や大雨、強風では、鉄道が突然止まるだけでなく、事前に運休や運転本数の変更が発表される場合があります。

八潮市民の利用が多いつくばエクスプレスでは、公式ホームページで運行情報を公開しています。TX公式アプリでも列車走行位置や運行情報を確認できます。

つくばエクスプレス 運行情報

JR東日本 運行情報

災害が予想される日は、「電車が止まってから考える」のではなく、早めに帰宅するのか、安全な場所にとどまるのかを判断することも大切です。


10.停電・ガス・断水への備え

停電・ガス・断水への備え

停電

東京電力パワーグリッドでは、都県・市区町村別に停電状況を確認できます。

東京電力パワーグリッド 停電情報

停電時はスマートフォンの電池を温存し、冷蔵庫の開閉も必要最小限に。モバイルバッテリーは日頃から充電しておきましょう。

ガス

東京ガスネットワーク供給エリアでは、地震発生時のガス供給停止状況や復旧の進捗を「復旧マイマップ」で確認できます。八潮市も利用を案内しています。

東京ガスネットワーク「復旧マイマップ」

断水・給水

八潮市では災害時、第一次給水拠点として八條小学校、潮止中学校、八潮中央公園の3か所を優先的に開設する計画です。

さらに、第二次給水拠点候補として市内9小学校が設定されています。

八潮市「災害時の給水」

八條小学校には100立方メートルの耐震性貯水槽があり、市は1人1日3リットルで計算した場合、約1万1,000人の3日分に相当するとしています。

このほか、災害時応急給水栓として、中央浄水場と南部配水場にある配水池と直結した給水栓があります。災害などにより水道が使えなくなったときでも給水することができます。


11.大雨の前なら土のう・水のうも準備

大雨の前なら土のう・水のうも準備

八潮市では、大型台風や集中豪雨への事前対策として、八潮消防署で土のうを配布しています。

2026年8月14日更新の案内では、事前に八潮消防署へ電話連絡したうえで受け取り、原則として平日の午前9時から午後5時まで、1世帯20個までとされています。

八潮消防署
048-998-0119

八潮市「土のうの配布・水のうの活用」

雨が激しくなってから受け取りに出るのではなく、台風や大雨が予想されている段階で準備しましょう。


12.備蓄は最低3日、できれば7日分

備蓄は最低3日、できれば7日分

大規模災害では、水道、電気、ガス、物流などがすぐに元へ戻るとは限りません。

八潮市では生活必需品について、最低3日分、推奨7日分の備蓄を呼びかけています。

八潮市「非常時の備え~フェーズフリー~」

飲料水の目安は1人1日3リットルです。

7日分なら、

3リットル × 7日=1人21リットル

4人家族なら84リットルになります。

食料についてもすべてを専用の非常食にする必要はなく、普段食べているレトルト食品や缶詰などを多めに買い、使った分だけ補充する「ローリングストック」が便利です。


13.忘れないでほしい「災害用トイレ」

忘れないでほしい「災害用トイレ」

災害時の備蓄というと、水や食料を思い浮かべますが、同じくらい重要なのがトイレです。

八潮市は2026年5月15日、携帯トイレについて「1日5回 × 人数 × 7日分」を備蓄の目安として案内しています。

八潮市「災害用トイレの備蓄」

つまり7日分なら、

1人=35回分
2人=70回分
4人家族=140回分

が一つの目安になります。

あわせてトイレットペーパー、ゴミ袋、ウェットティッシュ、LEDランタンなども準備しておきましょう。


14.家族と連絡が取れないときは「171」

家族と連絡が取れないときは「171」

大規模災害では、被災地への電話が集中してつながりにくくなることがあります。

そんなときに利用できるのが、NTTの災害用伝言ダイヤル「171」です。

「171」へ電話し、音声ガイダンスに従って伝言の録音・再生を行います。

八潮市「災害用伝言ダイヤル171」

インターネットから利用できる災害用伝言板「web171」もあります。

NTT 災害用伝言板 web171

災害が起きてから家族で方法を相談するのではなく、「誰の電話番号を基準に伝言を登録するか」を決めておくと安心です。


15.被災した場合は八潮市の支援制度も確認

被災した場合は八潮市の支援制度も確認

住宅への浸水や損壊などの被害を受けた場合には、片付けや修理だけでなく、行政の被災者支援制度も確認してください。

八潮市には火災・風水害・地震などの被害を受けた方を対象とした災害見舞金制度があり、原則として災害を受けた日から30日以内の申請が必要です。

八潮市「被災された方へ」

八潮市「災害見舞金」

住宅や家財に被害が出た場合は、片付けや修理の前に、被害の状況が分かる写真を残しておくと、保険や各種手続きで状況を説明する際にも役立ちます。


16.八潮市だけでなく「隣の街」の状況も見る

八潮市だけでなく「隣の街」の状況も見る

道路、鉄道、河川に市境はありません。

八潮から草加・三郷・足立・葛飾方面へ移動するときには、目的地や移動経路にあたる自治体の情報も確認しましょう。

草加市
草加市「緊急時の情報収集方法」
草加市ハザードマップ

草加市では防災行政無線のほか、防災情報発信アプリ「防災草加」など複数の情報手段を案内しています。

三郷市
三郷市「災害時の情報発信」

三郷市では避難所、ハザードマップ、災害情報などを公式サイトから確認できます。

足立区
足立区災害ポータル

避難情報、避難所、河川水位、公共交通、ライフラインなどをまとめて確認できます。

葛飾区
葛飾区防災ポータル「かつラッパ」

「かつラッパ」は2026年に公開され、避難情報や避難所、水位・雨量などを確認できます。


最後に 防災で大切なのは「迷わない準備」

防災で大切なのは「迷わない準備」

災害が起きたとき、一番困るのは、情報がまったくないことだけではありません。

「避難した方がいいのかな」
「どこの避難所へ行けばいいんだろう」
「この道を通っても大丈夫かな」

そう考えている間にも、状況は変化していきます。

だからこそ、何も起きていない今のうちに、自宅の浸水深を確認し、避難先を考え、家族との連絡方法を決め、備蓄を少しずつそろえておくことが大切です。

特に確認しておきたいのは、ハザードマップ、避難先、水・食料7日分、携帯トイレ、モバイルバッテリー、八潮市公式LINE・840メール、災害用伝言ダイヤル171です。

防災は、特別なことを一度だけするものではありません。

ペットボトルの水を少し多めに買う。モバイルバッテリーを充電する。家族と避難先について話す。ハザードマップを一度開いてみる。

そんな小さな準備の積み重ねが、いざというときの「迷わず動ける力」につながります。

このページもぜひブックマークし、ご家族や身近な方と共有してお役立てください。


主な参照先・確認日

本記事は2026年8月14日時点で、以下の公式情報を中心に内容とリンク先を確認しています。

気象庁「新たな防災気象情報について」
新制度運用開始:2026年5月29日。

八潮市「水害時の自宅での避難方法(垂直避難)」
更新日:2026年8月13日。

八潮市「土のうの配布・水のうの活用」
更新日:2026年8月14日。

八潮市「指定緊急避難場所・指定避難所一覧」
更新日:2026年4月1日。

八潮市「災害用トイレの備蓄」
更新日:2026年5月15日。

八潮市「内水(浸水)ハザードマップ」
更新日:2025年10月1日。

八潮市「災害時の給水」
更新日:2024年1月30日。

八潮市「非常時の備え~フェーズフリー~」
更新日:2023年6月16日。

※災害時の情報は刻々と変化します。本ページの記載だけで判断せず、八潮市、埼玉県、気象庁、国土交通省、各交通・ライフライン事業者が発表する最新情報を必ず確認してください。

※リンク先の変更やリンク切れなどにお気づきの場合は、八潮市オンライン【やしおん】のお問い合わせフォームからお知らせいただけますと幸いです。

※リンクが切れている個所がありましたら、当サイトのお問い合わせよりご連絡ください。また各挿絵については生成AIによるイメージ画像のため、実際と異なる場合があります。

更新日:2026年8月14日

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