綾瀬川の氾濫注意報は解除 一方、松戸市では大雨特別警報、三郷南~高谷JCTは大雨で通行規制

8月13日(木)20時45分現在、八潮市では大雨による厳重な警戒が続いています。
気象情報では、八潮市に「レベル4 大雨危険警報」が発表されているほか、土砂災害注意報と雷注意報も継続しています。八潮市も、市内各所で道路冠水などが発生しているとして、不要不急の外出を控えるよう呼びかけています。
夕方から激しい雨が続いた八潮市周辺ですが、河川については少し状況に変化が出ています。一方で、千葉県側では大雨特別警報が発表されるなど、地域によってはさらに深刻な状況となっています。
八潮市は「レベル4 大雨危険警報」 市内各所で道路冠水
八潮市では8月13日18時33分、三郷市とともに「レベル4 大雨危険警報」が発表されました。その後、20時30分発表の情報でも、八潮市では大雨危険警報が継続しています。あわせて、土砂災害注意報、雷注意報が発表されています。
八潮市は13日、市内各所で道路冠水などが発生していることを公式に発表。市では状況把握を進めるとともに、道路冠水危険箇所の警戒やポンプ場を運転して排水を行うなど、被害軽減の対応を続けています。
また市は、「不要、不急の外出は控えてください」と呼びかけています。すでに周囲が冠水しているなど、夜間に避難場所まで移動すること自体が危険な場合については、建物の2階など、より高い場所へ移動するよう案内しています。
埼玉県防災ポータルでは、20時現在、八潮市中央3丁目の八幡公民館および南川崎の八潮市立資料館が自主避難所として開設されており、掲載時点の混雑状況は「空き」となっています。
市内の主だったところでは、新中川橋、潮止橋が閉鎖されているという情報も入っていますが、こちらは確認がとれていません。
綾瀬川の氾濫注意報は20時30分に解除
河川については、夕方から警戒が続いていた綾瀬川で状況が改善しています。
埼玉県が20時30分に発表した洪水予報によると、草加市の谷古宇基準観測所で水位が氾濫注意水位を下回ったことから、綾瀬川(谷古宇区間)の氾濫注意報は解除されました。
20時には、それまでのレベル3「氾濫警報」からレベル2「氾濫注意報」へ切り替えられており、その30分後に解除された形です。対象となる浸水想定地区には、八潮市、草加市、越谷市のほか、東京都足立区、葛飾区が含まれていました。
河川の警戒情報が解除されたことは一つの変化ですが、八潮市では依然として大雨危険警報が続いています。市内では実際に道路冠水も確認されているため、「川の警報が解除されたから大丈夫」と判断する段階ではありません。
三郷市も大雨危険警報 吉川・草加・越谷でも警戒続く
隣接する三郷市でも、18時33分発表の情報でレベル4 大雨危険警報、土砂災害注意報、雷注意報が発表されています。
周辺では、吉川市をはじめ、草加市や越谷市でも大雨警報が発表される状況となりました。なお、草加・越谷方面に関係する綾瀬川の氾濫注意報については、前述の通り20時30分に解除されています。
埼玉県と熊谷地方気象台が19時31分に発表した気象解説情報では、14日(金)明け方にかけて、土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水・氾濫に厳重に警戒するよう呼びかけています。埼玉県では線状降水帯が発生して大雨災害の危険度が急激に高まる可能性も示されました。
予想される1時間降水量は多い所で70ミリ、13日18時から14日18時までの24時間では180ミリとなっています。
東京は足立区で警報解除、葛飾区では20時時点で大雨警報
八潮市に隣接する東京都側では、地域によって状況に差があります。
足立区では20時30分発表の情報で、大雨警報などは解除され、大雨注意報と雷注意報となっています。
一方、葛飾区では20時発表の時点でレベル3 大雨警報と雷注意報が発表されていました。同時点では綾瀬川に関する氾濫注意報も掲載されていましたが、その後20時30分、埼玉県・気象台の洪水予報で綾瀬川の氾濫注意報は解除されています。
千葉県側はさらに深刻 松戸市で「大雨特別警報」
八潮・三郷から江戸川を挟んだ千葉県側では、さらに警戒レベルが高まっています。
松戸市では20時37分、最も高いレベル5の「大雨特別警報」が発表されました。あわせてレベル4の土砂災害危険警報、雷注意報も発表されています。
流山市でも同じく20時37分時点で、レベル4 大雨危険警報と土砂災害危険警報が発表されています。
千葉県防災ポータルでも、大雨特別警報への格上げに伴い、県内各地で避難情報や避難所開設の情報が相次いでいます。東葛飾地域では松戸市や流山市などで避難所が開設されています。
八潮・三郷からそれほど離れていない地域で警戒レベル5の情報が出ているだけに、雨雲の動きには引き続き注意が必要です。
外環道は三郷南~高谷JCTで通行止め 三郷中央IC入口も閉鎖
道路交通にも大きな影響が出ています。
NEXCO東日本は8月13日16時29分から、C3東京外環自動車道の三郷南IC~高谷JCT間を大雨のため両方向で通行止めとしています。さらに、外回りの三郷中央IC入口も閉鎖すると発表しています。
20時45分までに確認したNEXCO東日本の公式情報では、この大雨による通行止めについて解除を示す情報を確認できませんでした。高速道路を利用する予定がある場合は、出発前にNEXCO東日本やJARTICの最新道路情報を確認してください。
八潮市内については、市から「市内各所で道路冠水などが発生している」との発表はありますが、20時45分までに確認できた市公式情報では、個別の通行止め地点を一覧で示した情報は確認できませんでした。
今夜は「雨が弱まったから大丈夫」と考えず、安全な場所で
20時30分には綾瀬川の氾濫注意報が解除され、足立区でも警報が注意報へと下がるなど、一部では状況に改善が見られます。
ただ、八潮市と三郷市では大雨危険警報が続き、八潮市内では実際に道路冠水が発生しています。さらに、すぐ隣の千葉県松戸市では大雨特別警報が出ています。
埼玉県では14日明け方まで大雨災害への厳重な警戒が呼びかけられています。暗くなってから冠水した道路や河川の様子を見に行くことは避け、今いる場所が安全であれば、引き続き最新の気象・避難情報を確認しながら過ごしてください。
※この記事は2026年8月13日(木)20時45分までに確認できた、八潮市、埼玉県、千葉県、気象情報、NEXCO東日本などの発表をもとにまとめています。大雨に関する情報や道路規制は短時間で変更される場合があります。
<Hacchinさん>
「やしおん」運営代表。ずっと八潮の人。30年近くネットの世界にいます。長年ベンチャー企業でエンタメ業界や株式公開など、色々ともまれまして、現在本職は小さなゲーム会社の管理部長。BBQインストラクター資格。とある町会役員。













