地域密着型の魅力を発信!「みさと公園」をはじめとする22の県営公園が対象に

県営みさと公園
三郷市にある県営「みさと公園」が、今夏から大きな転機を迎えようとしています。埼玉県は、県内31の県営公園について、段階的にネーミングライツ(命名権)パートナーの募集を開始することを発表しました。その第一弾として、地域に密着した22公園が対象に選ばれ、「みさと公園」もその一つに含まれています。また、近しいところでは、吉川市にあります「𠮷川公園」も対象施設となっています。
県は現在、命名権料や契約期間などの詳細を調整中で、今夏を目途に正式な公募を開始するとしています。地元企業や団体にとっては、地域との結びつきを深める貴重な機会となることでしょう。
「みさと公園」は、広大な芝生広場やバーベキュー場、遊具などが整備され、家族連れを中心に多くの来園者でにぎわう市民憩いのスポット。これまで以上に地域の顔となる可能性を秘めています。
今回の取り組みは、さいたまスーパーアリーナでの「バリューアップ・ネーミングライツパートナー」募集と並行して行われるもので、埼玉県全体として施設の価値向上と地域活性化を図る狙いがあります。

さいたまスーパーアリーナ
県営公園のネーミングライツに関する詳細や公募開始時期は、今後県の公式発表にて告知される予定です。三郷市と県民にとって身近な「みさと公園」の新たな可能性に、今後も注目が集まります。
【ネーミングライツとは?】
ネーミングライツ(naming rights)とは、企業や団体が、公共施設やイベントなどに一定期間、独自の名前を付ける権利を取得する仕組みです。契約には対価(命名権料)が発生し、施設側にとっては運営資金の確保につながります。一方、企業側にとっては、施設名として社名や商品名などが広く認知される広告効果が見込まれ、地域貢献としてのイメージアップにもつながります。
埼玉県ではこの制度を活用し、県営公園の維持管理やサービス向上、地域経済の活性化に寄与することを目指しています。