新設「北綾22系統」で利便性向上、運行は8月上旬に変更

東武バス 公式サイトより
東武バスセントラルは、2025年6月に供用開始が予定されていた「東京メトロ千代田線・北綾瀬駅前交通広場」の整備に伴い、「綾21系統(綾瀬駅~六ツ木都住・八潮駅北口線)」の路線再編を実施すると発表しました。当初は6月の実施を予定していましたが、関係機関との協議により、開始時期を2025年8月上旬に繰り下げることとなりました。
今回の再編により、同路線は新たに北綾瀬駅への乗り入れを開始し、これにあわせて新系統「北綾22系統(北綾瀬駅~六ツ木都住・八潮駅北口)」が新設されます。この「北綾22系統」が今後のメイン運行系統となり、従来の綾瀬駅行および綾瀬駅発の便については、朝夕の通勤時間帯に数本のみの運行へと変更されます。

新設系統の北綾22系統「北綾瀬~六ツ木都住・八潮駅北口」と一部変更する綾21系統「北綾瀬~六ツ木都住・八潮駅北口」 東武バス公式サイトより
北綾瀬駅前交通広場の供用開始は、地域交通の利便性向上を目的としたものであり、駅前におけるバスの発着や乗降がよりスムーズになることが期待されています。今回の再編により、北綾瀬周辺地域から八潮方面へのアクセスが一層便利になる見込みです。
近年、北綾瀬駅周辺では都市インフラの整備が進み、2019年には東京メトロ千代田線の本線直通運転が開始されたことにより、都心へのアクセスも大幅に向上しました。駅周辺ではマンション開発や商業施設「ららテラス」の建設も相次いでおり、住宅地としての人気も高まりを見せています。今回のバス路線再編は、そうした駅周辺の発展を後押しする動きの一環といえるでしょう。
今後の詳細なダイヤや停留所の案内については、東武バス公式サイトや各停留所で順次案内が行われる予定です。