「住みやすさナンバー1のまち 八潮」を目指して、子育て・教育・防災に重点

八潮市役所
八潮市は、令和7年度の当初予算において、市民の安心・安全な暮らしと未来を支える施策の数々を盛り込んだ総合的な予算編成を行いました。
特に注目されるのは、八潮駅周辺の児童数増加を受け、実に48年ぶりとなる新設小学校の建設事業。その他にも、物価高騰への対応やICT教育の推進、防災力の強化、地域経済の活性化など、多方面にわたる取り組みが展開されます。
主な重点事業
【注目事業1】令和9年度開校予定、新設小学校整備

新設小学校の予定イラスト
総事業費約62億円を投じ、令和6年度から8年度の3か年をかけて整備される新設小学校。令和7年度は約27億円をかけて建築・外構・電気・機械設備工事を実施予定です。教室不足の解消を目的とし、八潮の教育環境が大きく進化します。
【注目事業2】学校給食費の高騰を市が補助

学校給食 イメージ
国の交付金を活用し、保護者に負担をかけずに安全・安心な給食提供を継続。1食あたり23.32円分の高騰を市が支援し、児童生徒117万食分に対応します。
【注目事業3】ICT教育のさらなる推進

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中学校生徒用GIGA端末の更新に約1.4億円、小学校分も今後段階的に更新予定。また、教職員用端末の更新や、ICTを活用した授業支援ソフトの整備も進められ、教育の質の向上を目指します。
【注目事業4】子育て支援の強化

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1か月児健康診査の新規実施(助成額6,000円)、保育所の再整備や認定こども園の拡充など、切れ目のない子育て支援体制の構築が進められます。
【注目事業5】防災力の強化と地域防犯

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防災士資格取得支援やマンホールトイレの整備、災害備蓄の拡充、新たに犯罪被害者への見舞金制度も創設され、暮らしの安全が強化されます。
【注目事業6】まちのにぎわい創出と産業支援

外環 八潮PA 完成予想図
“道の駅やしお”の整備構想に向けた調査、商店街の環境整備支援や企業・消費者アンケート調査、観光ガイドブックの制作支援など、地域経済の活性化に向けた布石も着実に進行しています。
■ 高齢者・がん患者などへの支援も

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・帯状疱疹ワクチンの定期接種をスタート
・がん患者向けウィッグや補整具の購入費助成を実施
・終末期在宅療養への支援(AYA世代)
■ スケートボード練習場が整備へ!

イメージイラスト(AI)
若者から多くの声が寄せられていたスケートボード練習広場が、八潮北公園内に整備される予定です。
未来へつながる予算編成

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今回の予算は、八潮市の将来を見据えて「第5次総合計画」の総まとめと、次期計画への橋渡しとなるよう工夫されています。
物価高や人口変化といった時代の課題に対応しながらも、暮らしやすさと安全を大切にするまちづくりが進められています。
さいごに
令和7年度も、子どもから高齢者まで、誰もが安心して暮らせる八潮市を目指し、さまざまな取り組みが行われます。
あなたの生活に身近な事業もあるかもしれません。気になる内容があれば、市のホームページや窓口でも詳しい情報を確認してみてくださいね。