盆踊りに屋台、仕掛け花火、子ども向け企画も。獨協大学前駅西口で受け継がれる“地域の夏”が今年もやってきます

草加松原の夏の終わりを彩ってきた、地域おなじみのお祭りが今年も帰ってきます。
「第60回 まつばらだんち祭・日山盆踊り」が、2026年8月29日(土)・30日(日)の2日間、獨協大学前〈草加松原〉駅西口地域で開催されます。
今年は、まつばらだんち祭にとって記念すべき第60回。大きな輪になって踊る日山盆踊りを中心に、屋台や模擬店、子ども盆踊り、水遊び、仕掛け花火、ビンゴ大会など、夏休み最後の週末をたっぷり楽しめる企画が予定されています。
そして、このお祭りの魅力は催しの多さだけではありません。
再開発によって大きく姿を変えた草加松原で、昔からこの地域を知る人も、新しく暮らし始めた人も、子どもたちも学生も一緒になってつくり上げる――。そんな“まちをつなぐお祭り”として受け継がれていることも、大きな特徴です。
再開発で変わった草加松原に、変わらず続く夏の風景

かつて「東洋一のマンモス団地」とも呼ばれた松原団地。約5000世帯が暮らす大規模団地として発展し、この地域ならではの暮らしや文化が育まれてきました。
その後、2003年から段階的に再開発が進み、現在の獨協大学前駅西口周辺にはマンションや戸建て住宅、公園、商業施設などが整備され、新たな街並みが広がっています。
街の姿が変わり、新しい子育て世代が増える一方、昔から続いてきた地域のつながりをどう次の世代へ残していくかという課題もあります。
そこで大切な役割を担っているのが、「まつばらだんち祭」と「日山盆踊り」です。
昔から暮らしている人と新しく移り住んだ人が顔を合わせ、子どもたちが地域の大人と触れ合い、学生や商店、企業も運営に参加する。年に一度のお祭りが、世代や住まいを越えて人がつながるきっかけになっています。
30年ぶりに復活した櫓。今年も盆踊りの輪が広がります

公式サイトより
近年のお祭りでは、かつての風景を現代の草加松原によみがえらせる取り組みも進んできました。
2024年には、コロナ禍を経て5年ぶりとなる2日間開催が実現。さらに盆踊りの櫓(やぐら)が約30年ぶりに復活し、多くの地域住民がその周りに集まりました。
翌2025年には会場を囲む提灯を大幅に増やし、約200張の提灯が盆踊り会場を照らしたとのこと。新しくなった街の中に、どこか懐かしい夏祭りの風景が広がりました。
今年も日山盆踊りは両日開催予定です。子どもたちが参加できる「子ども盆踊り」も用意されており、見るだけではなく、自分たちも輪の中に入って楽しめるのがうれしいところ。小さな頃に踊った盆踊りが、大人になった時にふと思い出す“故郷の風景”になるのかもしれません。
越谷アルファーズも登場!29日は仕掛け花火でフィナーレへ

公式サイトより
8月29日(土)は、お祭り初日から盛りだくさんです。
会場にはプロバスケットボールチーム「越谷アルファーズ」が登場し、15時から16時30分までシュート体験ブースを展開。16時30分からはAlphaVenusによるパフォーマンスも予定されています。
さらに、17時からは「紙芝居 benben」、夜には地域の風物詩となっている仕掛け花火も実施予定です。
ポスターでは仕掛け花火の時間を19時25分~20時と案内。当日は天候などにより内容が変更される場合がありますが、夏の夜を締めくくる楽しみのひとつになりそうです。
30日はおばけ屋しき、スイカ割り、子ども山車、大ビンゴ大会も
2日目の8月30日(日)は、子どもたちが楽しめる企画がずらりと並びます。
スタンプラリーをはじめ、miratonでのおばけ屋しき、わなげ、スイカ割り、子ども山車などを予定。夜19時からは、毎年盛り上がりを見せるビンゴ大会も行われます。
両日共通で、屋台・模擬店は12時から21時、日山盆踊りは18時から21時を予定。子ども盆踊りは17時30分から始まります。
さらに西口公園には、10時から16時まで水遊びエリアも登場予定です。8月末とはいえ厳しい暑さが続く時期だけに、会場ではこまめな水分補給や休憩を心がけたいですね。
「100年続く祭り」を目指して。地域みんなで次の世代へ

※イメージ画像 公式サイトより
今年掲げられているメッセージは、「100年を目指してつなごう 未来の子どもたちへ」。
祭りを運営するのは地域の自治会だけではありません。子育て世代のパパ・ママ、地域の学生、商店や企業など、幅広い世代がそれぞれの立場から参加しています。
獨協大学の学生による地域活動もそのひとつ。大学へ通うだけではなかなか生まれない地域住民との交流を通じて、草加松原を「第2の故郷」のように感じる学生もいるそうです。
実行委員会が目指しているのは、単に毎年イベントを開催することではなく、お祭りを通して「このまちが好き」「ここで暮らしていきたい」と思える記憶を次の世代へ残していくこと。
第60回はひとつの大きな節目ですが、その先には100回目、そしてさらに未来のお祭りがあります。
祭りを未来へつなぐガバメントクラウドファンディングも
今年も、祭りの継続や充実に向けたガバメントクラウドファンディング(GCF)による支援が呼びかけられています。
寄附金は、盆踊りの櫓の組み立て・解体、仕掛け花火、子ども向け企画、パンフレット制作、警備や暑さ対策など、お祭りを安全に開催し、次の世代へつないでいくための費用として活用される予定です。
なお、3万円以上の寄附者を対象とした提灯への名入れ・メッセージ入れについては、案内上の受付期限が6月30日までとなっています。
クラウドファンディングの詳細は、公式案内をご確認ください。
夏休み最後の週末、草加松原で“懐かしくて新しい夏祭り”を
再開発によって景色は大きく変わっても、人が集まり、櫓を囲み、子どもたちの笑い声が響く夏の風景は受け継がれていきます。
かつて松原団地で暮らしていた人にとっては懐かしい場所へ帰るきっかけに。新しく草加松原に暮らし始めた家族にとっては、この街での新しい思い出をつくる機会になりそうです。
浴衣を着て盆踊りの輪に加わるのもよし、屋台を巡るのもよし、子どもたちとイベントを楽しむのもよし。
60回目を迎える草加松原の夏祭り。8月最後の週末は、獨協大学前駅西口へ足を運んでみてはいかがでしょうか。
開催概要
- イベント名: 第60回 まつばらだんち祭・日山盆踊り
- 開催日: 2026年8月29日(土)・30日(日)
- 会場: 獨協大学前〈草加松原〉駅 西口地域
- 日山盆踊り: 両日18:00~21:00
- 子ども盆踊り: 両日17:30~
- 屋台・模擬店: 両日12:00~21:00
- 水遊びエリア: 西口公園、両日10:00~16:00
- 主催: まつばらだんち祭・日山盆踊り実行委員会
- 後援: 草加市
- 公式サイト: https://matsubara-danchi-fest.jp/
- GCF: https://www.furusato-tax.jp/gcf/5485/
※イベント内容や時間は変更となる場合があります。最新情報は公式サイトなどでご確認ください。
<Hacchinさん>
「やしおん」運営代表。ずっと八潮の人。30年近くネットの世界にいます。長年ベンチャー企業でエンタメ業界や株式公開など、色々ともまれまして、現在本職は小さなゲーム会社の管理部長。BBQインストラクター資格。とある町会役員。












