子どもから高齢者まで 壁を超えて支援を提供するユニークな食堂が月一開催
八潮市内に、新たな地域支援の拠点として、新しい子ども食堂+大人もうかがえる「子ども＆大人食堂ハッピー」が11月よりスタートしました!!。
この月一開催の食堂は、新型コロナウイルス感染症がもたらした社会的影響など、さまざまな困難に直面する地域住民に手を差し伸べるために非営利団体として運営されています。
創設者の須永さんご夫妻は、内装会社を経営する傍らで、八潮市内をはじめ、深谷市や近隣の市の子ども食堂を多数訪問。その経験とオリジナリティを織り込んだノウハウで、子どもから大人、高齢者まで、誰もが利用できる場を目指しています。
ということで、1月13日(土)に行われたこちらの食堂にお邪魔してきました。
会場となっているのは、幸之宮西班集会所。りらーと八條のすぐ近くにあります。この日は13時半からのスタートでしたが、すでに多くの方で賑わっておりました。町会の回覧や口コミでいらっしゃった方など。年配の方やご家族連れの方など、様々です。
代表の須永さんご夫妻の紹介も掲示されています。
この日のメニューは「かかしカツカレー」。
元旦におきた石川県能登半島地震の復興を願い、輪島市の名物「かかつカツ」を提供。カレーは中辛と辛口が用意され、食物性アレルゲンも表記されています。この辺は元保育士さんならでは。
カレーの他、ほろふき大根やみそ汁、おせんべい等もお膳に用意されています。しかしこのボリュームで高校生以上300円、お子さんは無料とは。グルメのページで紹介してもよかったかも。
飲み物も無料。運営費の他に、お米や食品など、共感頂いている方々からの差し入れが多いそうで、いろいろと賄えているそう。
こちらが代表の須永しのぶさん。
来場される方たちに丁寧にいろいろと説明をされていました。来場の方へのヒアリングも積極的に行っています。
こらちが旦那さんのだいすけさん。この時は厨房をおひとりで切り盛りされていたので、近影が撮影できず。忙しそうな様子がお分かりいただけるかと。内装会社を経営されています。
当日の料理等、事後のアンケートも回収されています。工夫や改善に余念がない様子です。
ご夫妻をはじめ、お手伝いの方々も皆さん元気で、こちらもなんか元気がでます。このアットホームさを大切にされているんでしょうね。
料理の撮影中の様子もパシャリと。
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「子ども＆大人食堂ハッピー」では、先ほど明記した通り、0歳から15歳までの子どもは無料で食事を提供し、15歳以上の大人は300円の参加費で利用できます。
この料金は運営費に充てられ、将来的にはすべての食事を無料で提供することを目指しています。食材が尽き次第終了となりますが、それ以降もアフターメニューの提供を計画、実施しています。
須永さんは、食堂を通じてただ食事を提供するだけでなく、地域の人々が交流し、孤立感を解消できる場を作ることを目指しています。こうした取り組みに対し、共感した地域の企業や個人からの支援を受けており、多くの人々の協力により実現しています。また、食堂では不適切な行動をとる人には利用を控えてもらうなど、安全で心地よい環境を保つための方針も設けています。
ちなみに、この食堂の名前「ハッピー」は、創設者のペットであるマルチーズ、ハッピーにちなんでおり、食堂のロゴには愛犬の手形がデザインされています。地域の人々が互いに支え合い、一緒に過ごす居場所の象徴となってます。
子ども＆大人食堂ハッピーのスタートは、新型コロナ禍が引き起こした社会的課題などに対し、地域コミュニティが一丸となって対応する素晴らしい例だと思います。2024年内の開催予定は、すべて第二土曜開催。開催会場は引き続き幸之宮西班集会所(埼玉県八潮市八條2753-89)とのこと。
これからも、子どもから大人まで、誰もが安心して利用できる場所として、その役割を果たしていくことでしょう。開催日程などは、須永さんのInstagramから確認できますので、ぜひ一度お立ち寄りください。元気な皆さんがお待ちしてます。また近いうちに伺いますね。応援しています!!。
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