桜花小を建て替え、完成までは花畑西小へ通学

足立区花畑西小学校
統合後の新校舎は、現在の桜花小学校の敷地に整備される計画です。
桜花小学校の校舎を解体して建て替える間は、花畑西小学校を統合校の仮校舎として活用します。統合時に普通教室が不足する場合には、既存教室の転用や増設などを必要に応じて行う方針です。
工事中の安全確保に加え、騒音や振動が学校運営へ与える影響を考慮し、児童が工事現場に隣接する校舎へ通い続ける形は取らない計画となっています。
計画どおりに進んだ場合、2032年4月に両校を統合。児童は花畑西小学校の校舎で統合校としての学校生活を始め、桜花小学校の敷地に新校舎が完成した後、2036年4月に移転する流れです。
新校舎への移転後、花畑西小学校の校舎や校庭、体育館などについては、近隣の小中学校を改築する際の仮校舎として活用することも検討されています。
在校生は原則として全員が統合校へ
統合時に両校へ在籍している児童は、原則として統合校へ通学します。
これは、子どもたちの友人関係や保護者同士のつながりをできる限り保ちながら、新しい学校生活を円滑に始められるようにするためです。
ただし、統合を理由として別の学校への転校を希望する場合は、統合前年度までに限って転校できる扱いとする方針が示されています。
校名や校章、校歌は地域とともに検討
統合計画を進めるにあたり、今後は両校の「開かれた学校づくり協議会」の委員を中心に、20人程度で構成する「統合地域協議会」が設置される予定です。
協議会では、統合校の校名をはじめ、新しい校章や校歌、両校が築いてきた歴史や文化の引き継ぎ方などを検討します。統合前から子どもたちが交流できる事業についても話し合われる見通しです。
学校の統合は、数字や校舎の配置だけで決められるものではありません。長く地域に親しまれてきた学校への思い、防災拠点としての役割、通学の安全性、子どもたちの心のケアなど、丁寧に向き合うべき課題が数多くあります。
計画案の説明時にも、地域住民から「地域の方の思いもあるので、防災や教育環境の向上などについて丁寧に説明すれば理解が得られると思う」との意見が寄せられています。
八潮市にとっても身近なテーマに
今回の計画は足立区の取り組みであり、八潮市の学校適正配置とは、それぞれ地域事情や判断基準、今後の進め方が異なります。
それでも、児童数の将来予測をどのように捉えるのか、通学距離や校舎整備をどう考えるのか、学校の歴史をどのように次世代へ残すのかといった点は、八潮市でも無関係ではありません。
とりわけ、八條地区で学校統合も視野に入れた検討が進むなか、近隣自治体が地域への説明や合意形成をどのように進めていくのかは、ひとつの参考になりそうです。
花畑地区の計画は、統合地域協議会で承認されて初めて正式決定となります。統合予定の2032年4月までは時間がありますが、子どもたちや保護者、地域住民にとって大きな節目となるだけに、これからの協議の行方を丁寧に見守りたいところです。
<Hacchinさん>ライター
「やしおん」運営代表。ずっと八潮の人。草加、三郷、足立、葛飾などが生活エリアです。ITやメディアのベンチャー企業に長らく在籍し、本職は小さなゲーム会社の管理部長。市内外のいろんなイベントに出没してネタ探ししてます。BBQインストラクターです。














