長唄と箏曲の多彩な演目を披露 雅の会が届ける日本の音色と小鼓体験の魅力

八潮市の文化拠点・八潮メセナで、毎年恒例となっているロビーコンサートが今年も開催されました。今回で第32回を迎えた「メセナロビーコンサート 古典音楽の集い」は、日本の伝統音楽を身近に感じられる人気の催しです。
出演は「雅の会」、司会はおいけ家金魚さん。箏・三味線・鼓といった日本の伝統楽器による演奏がロビーいっぱいに広がり、訪れた人々をやさしく包み込みました。舞台と客席の距離が近いロビーコンサートならではの臨場感もあり、演奏者の手元や息づかいまで感じられる、贅沢な時間となりました。


司会進行は、おなじみになりました、おいけ家金魚さん。ロビーコンサートには欠かせない存在となっています。当日は大山市長もお見えになっていました。
古典から春の調べまで 披露された演目

今回のコンサートでは、長唄と箏曲を中心に、次のような演目が披露されました。
長唄「雛鶴三番叟」
箏曲「六段の調」
長唄「都風流」
箏曲「小川のほとりにて」
長唄「都風流(二より)」
長唄「島の千歳」
箏曲「さくら変奏曲」
古典の格調高さを感じさせる楽曲から、春の情景を思わせるやわらかな旋律まで、多彩なプログラム構成が印象的でした。


なかでも「六段の調」では、箏の端正で凛とした音色が会場に静かな緊張感をもたらし、日本音楽の奥深さをあらためて感じさせます。一方、「さくら変奏曲」では、春の訪れを思わせる軽やかな音の移ろいが広がり、会場の空気をやわらかく彩りました。
長唄の演目では、「雛鶴三番叟」や「島の千歳」などが披露され、唄と三味線、小鼓・太鼓が織りなす華やかな音の重なりが印象的。伝統芸能ならではの躍動感と美しさが、間近で体感できるひとときとなっていました。
ワンコインで体験できる「小鼓」の世界
今回のコンサートでは、演奏に参加されていました桜間彦聖(島村聖香)さんによる「ワンコイン小鼓体験」の案内がありましたので、ご紹介しておきます。
小鼓は能や歌舞伎で用いられる日本の伝統楽器で、「ポン」と響く独特の音色が特徴です。体験では、楽器の持ち方や構え方、音の出し方を基礎から丁寧に学ぶことができ、初めての方でも安心して参加できます。
小鼓体験 概要
場所:八潮稽古場(八潮駅から徒歩約8分)
参加費:500円(1回30分)
予約:要予約
Mail:setka_z2@me.com
Instagram:@seika_zz
演奏を「聴く」だけでなく、「触れる」ことで、その魅力はさらに深まります。ロビーコンサートの余韻とともに、日本の音文化に一歩踏み込んでみるのも良いかもしれません。
邦楽の美しさに包まれた春の午後。日常の中でふと立ち止まり、心をほどくようなひとときを過ごせる、そんなコンサートとなっていました。来年も楽しみです。
<Hacchinさん>
「やしおん」運営代表。ずっと八潮の人。30年近くネットの世界にいます。長年ベンチャー企業でエンタメ業界や株式公開など、色々ともまれまして、現在本職は小さなゲーム会社の管理部長。BBQインストラクター資格。とある町会役員。












