応募は定員の3倍超 手術室で本格操作、医療の最前線を体感

八潮市南川崎の八潮中央総合病院で2月28日(土)、手術支援ロボット「ダヴィンチ」の体験会が開催されました。
以前、「やしおん」本サイトでも参加募集を紹介させていただきましたが、昨年12月に18歳以上を対象に募集を開始すると、定員の3倍を超える申し込みが集まりました。関心の高さがうかがえる結果となり、抽選で選ばれた16人が2班に分かれて体験に参加しました。
この企画は、地域の方に最先端医療をより身近に感じてもらおうと、同院が初めて企画した取り組みです。
ダヴィンチ(da Vinci)は、医師が3Dハイビジョンモニターを見ながら、手元で専用のコントローラーを遠隔操作し、4本のアームに付いた鉗子やカメラを精密に動かす手術支援ロボットです。従来の腹腔鏡手術より高精度で、手ぶれ防止機能により低侵襲(小さな傷、出血少、早期回復)な手術を実現し、がん治療をはじめ様々な複雑な手術で活用されています。同院でも2023年に導入を実施し、高度な医療サービスの提供を実現しています。


当日は実際の手術室を使用。参加者はガウンを着用し、普段は医療従事者しか立ち入ることのない空間へ足を踏み入れました。監修を務めたのは、同院泌尿器科部長の徳永まゆ子医師。
まずはダヴィンチの概要やロボット手術の仕組みについて丁寧な説明が行われ、その後、腹腔鏡手術の基礎体験、そしてダヴィンチの操作体験へと進みました。
体験プログラムでは、輪っかをつまんで移動させたり、細い棒に通したりする操作に挑戦。思い通りに動いているようで、実際には繊細な調整が必要なロボット操作に、参加者は真剣な表情で取り組んでいました。3Dカメラ機能を使って千円札の隠し文字を探す体験も行われ、立体視の鮮明さを実感する場面も。終了後には「思った以上にリアル」「医師の技術の重みが分かった」といった声が聞かれました。



同院では「地域から信頼される病院」を目指し、医療をより開かれたものにしていく方針です。今回の体験会はその第一歩ともいえる試みでした。
普段は遠い存在に感じがちな手術や医療機器も、実際に触れ、話を聞くことでぐっと身近になります。
最先端技術と地域医療をつなぐ今回の取り組み。参加者にとってはもちろん、地域にとっても、医療を理解するきっかけとなる一日となったようです。


<Hacchinさん>
「やしおん」運営代表。ずっと八潮の人。30年近くネットの世界にいます。長年ベンチャー企業でエンタメ業界や株式公開など色々と荒波にもまれ、現在本職は小さなゲーム会社の管理部長。BBQインストラクター資格。ガンプラ熱再び。











