創業140年超、地元で愛される煎餅の名店 八潮駅や地域イベントでも気軽に購入可能

産業道路を「八幡小前」の交差点を西袋→草加方面に向かうと、ちょうどTSUTAYAの通りを挟んだ向かいにある「東屋米菓」の看板。見かけた方も多いのでは。
皆さまこんにちは!おせんべい大好きタイチです。
八潮市内を走っていると、「東屋米菓」の看板を目にしたことがある方も多いのではないでしょうか。TSUTAYA八潮店の近くにある同店は、知る人ぞ知る煎餅の名店。製造工場の奥に店舗を構えるスタイルで、ふらりと立ち寄るとどこか懐かしく心落ち着く空間が広がっています。
今回ご紹介するのは、株式会社東屋米菓さん。先日行われた地元イベント「やしお枝豆&特産品即売会」に初出店した際に向かいに出店されていたのが東屋米菓さんで、その場で購入した餃子せんべいと、偶然知人から差し入れされた、東屋米菓さんの黒ごま煎餅に感動し、後日、実店舗を訪ねてみることにしました。

TSUTAYAと、先日営業を終了した「ジョナサン」の通りを挟んだ向かいに看板がかかっています。

路地を入っていくと、手前右が「東屋米菓」さんです。
迎えてくださったのは、代表の本間彰さん。本間さんは2024年、八潮市から「優秀技能者」として表彰された職人でもあります。
東屋米菓は、1885年に浅草で和菓子屋として創業し、1948年より八潮で煎餅製造を開始。実に140年近く営業されており、現在も、国内産の上質なお米に、香り高い本醸造醤油と昆布・鰹の天然だしを使い、手間暇かけて一枚一枚丁寧に焼き上げています。

こちらが東屋米菓さん。手前に直売の商品が並んでいます。どなたもいない時は、お客さん用のチャイムがあります。

工場前には直売の製品がずらりと並びます。どことなくノスタルジック漂うお店です。

ご対応頂いたのが、こちらの代表の本間彰さん。お隣が妹のあけみさん。本間さんは2024年に優秀技能者として八潮市から表彰されました。
こちらは基本的には製造工場ですが、看板にある通り、直売の可能。八潮名物の「工場直売」がこちらでも。
東屋米菓さんでは、以下のような個性豊かな商品を購入しました。
- ピリッと辛い「黒こしょうせんべい」
- 生にんにくと濃口醤油の風味がクセになる「餃子せんべい」
- パリッとした歯ざわりと甘辛味の「草加煎餅ざらめ」
- 色々な味が楽しめる「われせんミックス」
- 香ばしく素朴な味わいの「つぶつぶ薄焼きせんべい」

勢いに乗って色々と買い込んでしまいました。

銚子電鉄名物「銚子電鉄ぬれせん」がここでも購入可能です。

地元の児童からお手紙が。地域から愛されている東屋米菓さんです。
中でも印象的だったのは、餃子せんべいのガツンと来るにんにくと旨み。家族との帰省時にぜひ食べてもらいたいと思える、食卓が楽しくなる味でした。
店舗は草加松戸線沿い、TSUTAYA八潮店の向かい側の小道を少し入った場所にあります。少し奥まったところですが、10台以上の駐車スペースがあり、車でも安心して訪れることができます。

路地奥には駐車場が10台程ありますので、車で伺っても大丈夫です。
また、店舗まで足を運べない方には朗報です。東屋米菓さんは工場の他にも、度々市内の催事に参加されていたり、八潮駅構内でも出張販売を実施しており、直近では7月11日(金)、7月25日(金)の17:00〜19:30に販売を予定しています。仕事帰りにふらりと立ち寄るのもおすすめです。
代々受け継がれる味、地元で愛される信頼、そして家族で営む温かい空間。そんな魅力にあふれた「東屋米菓」さん。煎餅が好きな方はもちろん、昔ながらの味を求めている方にもぜひ一度訪れていただきたいお店です。
店舗情報:
株式会社 東屋米菓
〒340-0833 埼玉県八潮市西袋1394番地
TEL:048-996-4080
営業時間:9:00~17:00
定休日:日曜日
八潮駅構内販売:2025年6月27日・7月11日・7月25日 17:00~19:30予定
※本記事は、筆者の訪問と体験に基づいた内容を含んでいます。最新情報は店舗へ直接ご確認ください。
<タイチ>
「やしおん」ライター。普段は「淺子理髪店」と三郷市と草加市でカット専門店「カットタイムヨーグルト」の三店舗を経営する敏腕カットスタイリスト。
まとまったお休みにはタイ国に渡航してます。最近オシャレ古着の販売を始めたんですよ。
淺子理髪店 https://asakorihatsuten.com/
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