幼児・小児が報告の約半数 夏祭りや帰省シーズン、手洗い・換気・咳エチケットを

真夏の暑さが続くなか、埼玉県内でインフルエンザの報告が増えています。
埼玉県は2026年8月13日、県内の定点医療機関から報告されたインフルエンザの患者数が、第32週(8月3日~9日)に1定点当たり1.09人となり、流行開始の目安とされる「1.00人」を超えたと発表しました。
「インフルエンザは冬のもの」という印象がありますが、この夏は少し注意しておいたほうがよさそうです。
県内で189人を報告、幼児・小児が約半数
埼玉県感染症情報センターによると、第32週に定点医療機関から報告された患者数は189人、1定点当たり1.09人でした。県ではインフルエンザについて176の定点医療機関を指定し、毎週の流行状況を把握しています。
保健所管内別では、狭山保健所が3.50人、鴻巣保健所が2.50人、朝霞保健所が2.00人と多く、報告された患者の約半数を幼児・小児が占めているということです。
なお、今回発表されている「1.09人」は埼玉県全体の状況を示した数字です。八潮市など特定の市町村だけで同じ状況になっていることを示すものではありません。
夏祭りや帰省で人と会う機会が増える時期
8月は夏祭りやイベント、帰省、旅行など、人が集まったり移動したりする機会が多い時期です。
県では、夏場の感染拡大を防ぐため、外出後の手洗い、換気、十分な休養、バランスのとれた食事など、基本的な感染対策を呼びかけています。体調がすぐれない場合には、できるだけ人混みへの外出を避け、マスクの着用などの咳エチケットを心掛けてほしいとしています。
咳やくしゃみが出るときには、マスクやティッシュ、ハンカチ、袖などで口や鼻を覆うことも大切です。厚生労働省も、手洗いや咳エチケットをインフルエンザなどの感染症対策として案内しています。
急な発熱や頭痛、関節痛などに注意
インフルエンザでは、38℃以上の発熱や頭痛、関節痛、筋肉痛、全身のだるさなどが比較的急に現れることがあります。のどの痛みや鼻水、咳など、一般的な風邪に似た症状が出る場合もあります。
乳幼児ではまれに急性脳症を起こすことがあり、高齢者や免疫力が低下している人では肺炎などを伴い、重症化することもあります。
県では症状がある場合、早めの医療機関受診や十分な休養、水分補給を呼びかけています。同居する家族がいる場合には、家庭内でもマスクを着用するなど、周囲へ感染を広げない工夫も必要です。
まだまだ暑い日が続き、「インフルエンザ」という言葉に季節外れの印象を持つ方も多いかもしれません。ただ、流行の目安を超えた今は、冬と同じように少し意識しておきたいところです。
お祭りや帰省などを楽しみつつ、帰宅したらまず手を洗う、室内では時々空気を入れ替える、体調が悪い日は無理をしない――。そんな普段のちょっとした心掛けが、家族や周囲への感染を防ぐことにつながります。
出典:埼玉県「インフルエンザの報告が増えています ~手洗い、咳エチケットをして感染予防に努めましょう~」(2026年8月13日発表)、埼玉県感染症情報センター「インフルエンザ流行情報」(2026年8月13日掲載)、厚生労働省「インフルエンザ(総合ページ)」「咳エチケット」
<Hacchinさん>
「やしおん」運営代表。ずっと八潮の人。30年近くネットの世界にいます。現在本職は小さなゲーム会社の管理部長。BBQインストラクター資格。とある町会役員。
八潮市の他、生活エリアである近隣の情報など拾っています。












