令和8年度の申請は8月17日から受付開始 ゴールド・プラチナの2区分で持続可能な経営を評価

埼玉県庁
埼玉県は、県内の中小企業を対象とした「埼玉県サステナブル企業認証制度」について、令和8年度の申請を2026年8月17日(月)から受け付けます。
環境への配慮や働きやすい職場づくり、地域社会との関わりなど、10年、20年先を見据えた経営に取り組む企業を県が認証する制度です。申請期間は9月25日(金)まで。制度や申請方法に関する事前相談は、すでに始まっています。
「サステナブル経営」と聞くと少し難しく感じるかもしれませんが、企業が将来にわたって事業を続けていくための取り組みを、さまざまな角度から見つめ直す制度と考えると分かりやすいでしょう。
県内に事業所などを持つ中小企業が対象

申請できるのは、埼玉県内に事業所などを持つ中小企業です。
審査では、東証プライム上場企業に適用される情報開示基準などを参考に設けられた20項目を使い、企業の取り組みを200点満点で評価します。
認証区分は次の2段階です。
プラチナ認証:160点以上
ゴールド認証:120点以上
審査項目は、経済や社会に関する「一般項目」14項目と、環境に関する「環境項目」6項目で構成されています。
具体的には、法令順守や人材育成、働き方、地域との関係、環境負荷の軽減といった幅広い視点から、企業の経営姿勢や実際の取り組みが確認されます。


まずは専用ツールで自社の取り組みをチェック
申請の際は、県指定のExcelファイル「取組状況確認ツール」を使って自社の取り組みを自己採点し、回答内容を裏付ける資料などとともに提出します。
書類の提出後は、書面審査とヒアリング調査が行われます。その結果をもとに、有識者で構成される「埼玉県サステナブル企業認証審査委員会」が審査し、認証企業を決定します。
単に書類上の数字だけを見るのではなく、ヒアリングを通じて実際の取り組みを確認するのも、この制度の特徴です。
認証期間は、認証を受けた日から3年を経過した日以後、最初に迎える3月31日までとなります。
取引先への信頼や人材確保にも期待
県の認証を受けるメリットは、環境や社会への貢献を示せることだけではありません。
県が企業のサステナブル経営を証明することで、信用力の向上が期待され、大企業などとの取引においてもアピール材料になります。
また、社員のモチベーション向上や人材の定着、学生をはじめとする求職者への企業PRにもつながります。認証企業は県から積極的に紹介されるほか、専用の認証ロゴマークをホームページや会社案内などで活用できます。
人材不足や後継者問題、原材料価格の上昇など、地域の中小企業を取り巻く環境は決して簡単ではありません。だからこそ、自社の強みや課題を整理し、取引先や求職者に分かりやすく伝える機会として、この制度を活用する意味はありそうです。
令和9年1月ごろに認証企業を決定
令和8年度の予定は次のとおりです。
- 相談受付:2026年7月17日から
- 申請受付:2026年8月17日(月)~9月25日(金)
- 書面審査・ヒアリング調査:2026年10月ごろ~12月ごろ
- 認証決定・結果通知:2027年1月ごろ
- 認証書交付式:2027年2月ごろ
制度や申請方法に関する説明動画も、7月下旬に県ホームページで公開される予定です。
申請書類の書き方や、自社の取り組みが対象になるか分からない場合は、事前に相談窓口を利用できます。八潮市をはじめ県内で事業を営む中小企業にとって、自社の現在地を確かめ、これからの経営を考えるきっかけにもなりそうです。
相談・申請窓口
埼玉県サステナブル企業認証審査事務局
株式会社地域デザインラボさいたま内
電話:048-814-5391
受付時間:午前9時~午後5時
メール:saitamaken.sustainable@labtama.saitamaresona.co.jp
制度の詳細や申請書類については、埼玉県「サステナブル企業認証制度」公式ページをご確認ください。
<Hacchinさん>ライター
「やしおん」運営代表。ずっと八潮の人。草加、三郷、足立、葛飾などが生活エリアです。ITやメディアのベンチャー企業に長らく在籍し、本職は小さなゲーム会社の管理部長。市内外のいろんな イベントに出没してネタ探ししてます。BBQインストラクターです。












