足立区・UR・東武鉄道が再開発を推進 商業・住宅・公共施設が集まる新たな駅前空間を整備へ

足立区公式サイトより ※現時点における検討案です。今後、計画の進捗等により変更する可能性があります。
東京都足立区の東武スカイツリーライン竹ノ塚駅東口で計画されている大規模な再開発事業の内容が具体的になってきました。
足立区、独立行政法人都市再生機構(UR)、東武鉄道の3者が連携して進める「竹ノ塚駅東口第一種市街地再開発事業」では、駅前約1.3ヘクタールを対象に、公共施設や商業施設、住宅などを備えた複合施設の建設と、駅前広場の再整備が計画されており、6月に基本協定書を締結。足立区は2026年度末の都市計画決定を目指し、おおむね10年後となる2036年度ごろの完成を見込んでいます。
再開発の対象となるのは、現在の東口駅前広場に加え、UR竹の塚第三団地1-3号棟や東武鉄道の商業ビルを含む約1.3ヘクタールのエリアです。
計画では、北側に新たな複合施設を整備します。施設は4階建ての公共・公益施設棟と、12~13階建ての商業・住宅施設棟で構成され、両棟を一体的に結ぶ設計となる予定です。行政サービスや地域の交流機能に加え、商業施設や住居が集まることで、駅前の利便性向上が期待されています。

足立区 竹ノ塚駅前・都営アパート
一方、南側の駅前広場も大きく姿を変えます。車両の進入路を1か所に集約し、人と車が交差する場面を減らすことで、安全性の向上を図ります。また、広場全体には緑を効果的に配置し、イベントや休憩などにも利用できるオープンスペースを整備する計画です。単なる交通結節点ではなく、人が集い、過ごせる駅前空間を目指します。
竹ノ塚駅では2024年3月に連続立体交差事業が完了し、踏切の解消など交通環境は大きく改善されました。しかし、東口駅前では歩道の狭さやバス乗り場の不足といった課題が残っているほか、UR竹の塚第三団地や東武鉄道商業ビルも半世紀以上が経過し、建物の老朽化が進んでいました。
こうした状況を受け、足立区、UR、東武鉄道の3者は2025年10月に事業推進に向けた覚書を締結。URが施行予定者となり、足立区と東武鉄道が協力する形で再開発を進めています。
今後は2026年7月に「竹ノ塚駅周辺地区まちづくり計画」の改定版を策定し、9月から都市計画手続きに着手する予定です。地区計画や駅前広場に関する都市計画の変更を経て、2026年度末の都市計画決定を目指します。
竹ノ塚駅は、八潮市や草加市からも東武スカイツリーラインやバスを利用して訪れる人が多いエリアのひとつです。駅前機能の充実や新たな商業施設の整備は、地域住民の利便性向上だけでなく、周辺エリアのにぎわいづくりにもつながることが期待されます。
完成まではまだ時間がありますが、長年親しまれてきた駅前がどのように生まれ変わるのか、今後の動向にも注目が集まりそうです。
<Hacchinさん>
「やしおん」運営代表。ずっと八潮の人。30年近くネットの世界にいます。長年ベンチャー企業でエンタメ業界や株式公開など、色々ともまれまして、現在本職は小さなゲーム会社の管理部長。BBQインストラクター資格。とある町会役員。













