谷塚・大吉・吉川など身近な調節池が対象 年額4万円から命名権募集、6月30日まで受付
埼玉県は2026年3月23日、県が管理する「調節池」を対象に、ネーミングライツ(愛称の命名権)パートナーの募集を開始しました。対象は県内30施設にのぼり、草加市・越谷市・吉川市など、身近なエリアの調節池も含まれています。
調節池とは、大雨時に河川の水位上昇を抑えるため、一時的に水を貯める施設です。近年、局地的な豪雨や台風による浸水被害への備えが重要視される中、地域の安全を支えるインフラとして、その役割はますます大きくなっています。
今回の募集は、こうした調節池の維持管理に活用する新たな財源を確保するとともに、民間企業などとの連携を進めることが目的です。命名権を取得した企業や団体は、施設に愛称を付けることができ、地域との関わりを深める機会にもなります。
対象施設のうち、東部エリアでは以下の調節池が含まれています。
- 草加市:谷塚調節池
- 越谷市:大吉調節池
- 吉川市:吉川調節池、吉川美南調節池
- 三郷市:栄調節池
いずれも地域住民にとって身近な場所にあり、防災面で重要な役割を担う施設です。企業名やブランド名が愛称として付けられることで、地域との接点を持つ新たな取り組みとしても注目されそうです。
応募資格は、法人や団体、またはそれらで構成されるグループ。契約期間は3年以上5年以下(最長で令和13年3月まで)で、年額4万円以上から応募が可能とされています。比較的参加しやすい条件となっており、地元企業の参画も期待されます。
募集期間は2026年3月23日から6月30日まで。詳細は埼玉県の公式サイトで確認できます。
地域の安全を支えるインフラに、企業の名前が付く——そんな新たな取り組みが、草加・越谷・吉川エリアでも動き出しました。防災と地域連携をつなぐこの仕組みが、今後どのように広がっていくのか注目されます。
















