本年度から埼玉県が新たに始める新生児家庭へ贈呈するギフトボックス「コバトン ベビーギフト」
埼玉県は、「子育てファミリー応援事業」の一環として、県と市町村が連携し、ベビーギフトを贈呈する「コバトン ベビーギフト」をスタートさせました。
これは、市町村が直接ギフトを手渡しすることで、市町村と子育て世代が確実につながることにより、「孤育て」や「ワンオペ育児」を防止、育児負担を軽減するという狙いがあります。
背景
- 核家族世帯の割合が高い
- 新型コロナウイルス感染症の影響による交流の機会等の減少背景
- コミュニティの希薄化
- 子育てにおいて「孤立感」「不安」を抱えた家庭が増加している
今回の取り組み
県と市町村が連携し、埼玉県と市町村からの「はじめまして」のベビーギフト「コバトン ベビーギフト」を贈呈
狙い
市町村と子育て世代が確実につながることにより、「孤育て」や「ワンオペ育児」を防止、育児負担を軽減
概要
1.内容
県と市町村が連携し、市町村が実施する子育て支援事業に、県が上乗せして、ベビーギフトとして贈呈
- 県 ベビーギフト(最大10,000円相当)
- 市町村 現金給付または現物給付
2.対象
- 埼玉県内に在住のご家庭(当該事業に参加している市町村に在住)
- 令和5年4月1日~令和6年3月31日の間に出生したお子様がいるご家庭
※ 〈申請期限〉お子様の1歳の誕生日の前日まで
3.配布方法
- 申請書
市町村から対象者へ直接手渡し - ベビーギフト
市町村やパルシステムから配付
※ 申請のないご家庭は市町村が訪問等による「見守り」を実施
4.参加市町村
39市町村(R5.5.9時点)今後、新たに7市町が参加予定
5.申請の手順
①お住まいの市町村で対象の方に配付している申請書(チラシ)を用意
②申請書(チラシ)の2次元コードから申請サイトへアクセス
③必要事項等を入力、登録し、お好きなギフト等を選択
今回の報道で、埼玉県の大野知事は、新生児がいながらギフトボックスを申請しなかった家庭は、社会とのつながりが希薄になっている可能性があるとして、「市町村がフォローアップし、生活状況を見守る」と説明し、県も支援につなげられているかを把握するとしています。
九日現在の参加自治体は以下の通り。
八潮、川口、蕨、戸田、朝霞、春日部、白岡、幸手、久喜、加須、羽生、鴻巣、北本、桶川、上尾、熊谷、深谷、本庄、坂戸、鶴ケ島、日高、飯能、秩父市、杉戸、宮代、伊奈、吉見、滑川、寄居、長瀞、美里、上里、神川、ときがわ、鳩山、越生、毛呂山、小鹿野町、東秩父村
お問合せ
埼玉県庁 福祉部少子政策課
担当名:出会い・子育て支援担当
担当者名:大熊
内線電話番号:3381
直通電話番号:048-830-3343
Email:a3320-09@pref.saitama.lg.jp
【コバトン ベビーギフト】
埼玉県では、本事業参加の市町村に在住するご家庭にベビーギフトをお贈りします。対象は令和5年4月1日~令和6年3月31日に生まれたお子様がいるご家庭です。
本事業により、市町村と子育て家庭をつなぎ、#孤育て や #ワンオペ育児 を防止します。https://t.co/UDyRTIvczB pic.twitter.com/M86LSMXffG
— 埼玉県庁 (@pref_saitama) May 9, 2023