八潮市道路陥没事故の救助活動を検証 初動対応などを議論する委員会が発足

男性運転手が犠牲となった事故の教訓を全国の消防活動に活かすべく、年内に検証結果をとりまとめへ

八潮市 道路陥没事故

八潮市 当時の道路陥没事故現場の様子

埼玉県八潮市で今年1月に発生した道路陥没事故を受け、事故当時の救助活動や初動対応を検証するための委員会が、7月9日に八潮消防署で初めて開催されたと、各報道が報じました。

この事故では、陥没した道路にトラックが転落し、男性運転手が一時生存反応を示していたものの、約3か月後に下水道管内で死亡しているのが確認されました。

委員会は、草加八潮消防組合が設置し、委員長には消防行政に詳しい関西大学社会安全学部の永田尚三教授が就任。メンバーには大学教授2名と、総務省、東京消防庁、さいたま市、川口市、埼玉東部消防組合の各消防職員が加わり、計8名で構成されています。

初会合では、事故発生当初の対応について、実際に活動にあたった消防隊員からの聞き取りを実施。今後は月1回程度の頻度で会合を重ね、初動対応の適正性や近隣消防との広域連携、情報共有の体制などについて本格的に検証を進めていく方針です。

委員長の永田教授は「多くの人が事故の詳細に関心を持っており、何が起きたのかを先入観なく徹底的に議論し、事実を解明したい。今後、他地域で同様の事故が起きた際にも、消防活動に活かせるような成果を残したい」と意欲を語られたそうです。

委員会は、年内を目途に検証結果を報告書としてまとめ、公表する予定するとのこと。今回の検証を通じて、今後の災害対応力の強化と、二度と同様の悲劇を繰り返さないための教訓が期待されています。

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