地域密着の紙面、読者とともに歩んだ半世紀に感謝

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地域密着型の新聞として長年にわたり親しまれてきた「東武よみうり」が、2025年7月7日付の発行(通算第2308号)をもって休刊となりました。
1977年1月の創刊から48年半、「読者と共に歩む」をモットーに、地元のニュースや生活に役立つ情報を発信し続けてきた歴史に、いったん区切りをつける形となります。

東武よみうり ロゴタイトル
「東武よみうり」は、読売新聞に折り込まれる形で、販売店(YC)と地域の読者をつなぐ役割を果たしてきました。地域の話題紹介にとどまらず、読者からの投稿や作品掲載の場として、また、スポーツ大会や地域イベントへの後援を通じて、地元の活性化にも貢献してきました。
しかしながら、昨今の物価やサービスの相次ぐ高騰により、発行コストの増加が深刻化。「発行継続に向けて努力を重ねてまいりましたが、やむを得ず休刊という判断に至りました」と、東武よみうり新聞社は説明しています。
読売新聞の発行は今後も変わらず継続され、日本最大の日刊紙として、引き続き信頼ある情報を届けていくとのこと。
最後に、東武よみうり新聞社は「長年にわたるご愛読に心より感謝申し上げます。いつかまた発行を再開できる日を願っております」と、読者への深い感謝の意を表しています。
当WEBサイトも、東武よみうり新聞社とは、サイト開設時から懇意にさせていただいており、八潮市をはじめとする5市1町などの地域情報を届ける大切なメディアが幕を閉じることを、非常に残念に思っております。半世紀にわたり地域に根ざした紙面づくりを続けてきた同紙の存在は、地域にとってかけがえのないものでした。今回の休刊は、多くの読者にとっても寂しい知らせとなることでしょう。長い間、ありがとうございました。