八潮市の陥没事故 下水道自粛要請解除へ—運転席位置を特定し捜索本格化

埼玉県、陥没事故での運転手捜索を加速—バイパス工事開始へ、救助まで3か月の見通し

道路陥没事故

事故現場の様子

埼玉県は11日、八潮市で発生した県道の陥没事故を受け、1月28日から県内12市町の約120万人に呼びかけていた下水道利用の自粛要請を12日正午に解除すると発表しました。

この自粛要請は、事故による下水流入の影響を軽減するために行われており、15日間に及びました。上流域での河川への緊急放流やバイパス管の設置によって、陥没現場への下水流量を減らせると判断したための解除です。

この事故では、トラックが道路陥没部分に転落し、運転手の行方が分からなくなっていました。11日午後6時に行われた会見で、埼玉県の大野元裕知事は、下水道管内で発見された運転席とみられる部分を特定し、その中に運転手が取り残されている可能性が高いことを明らかにしました。

運転席は陥没現場から下流30メートルの位置にあることが判明しており、今後、消防が本格的な捜索を進める予定です。具体的には、地表から直接穴を掘り、運転席を回収する計画が立てられています。また、バイパス工事によって下水の流れを制御し、たい積物を避けつつ作業を進める方針です。

工事はおよそ3か月かかる見通しですが、下水道管内には硫化水素の発生やたい積物の存在など危険な要素が多いため、慎重な作業が求められます。

住民たちの協力によって下水道の流量を制限できたこともあり、県は安全確保と運転手の早期発見を最優先に、引き続き捜索に全力を挙げるとしています。

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