三郷の伝統行事 戸ヶ崎香取神社「三匹の獅子舞」 開催月が6月へ変更

戸ヶ崎香取神社に伝わる勇壮な獅子舞。疫病退散と五穀豊穣を願う三郷市指定無形民俗文化財が今年も開催へ

【三郷市】戸ヶ崎の三匹の獅子舞 - 伝統と祈りが息づく夏の風物詩が開催

三郷市観光協会公式サイトより

三郷に伝わる、市指定の伝統芸能

三郷市戸ヶ崎地区に古くから伝わる伝統行事「三匹の獅子舞」が、2026年度から開催時期を変更し、6月5日(金)から7日(日)までの3日間にわたり行われます。

この獅子舞は、今からおよそ400年以上前の天正10年(1582年)に始まったと伝えられている歴史ある祭礼です。当時の領主が、村で凶事が相次いだことを憂い、鰐口を寄進して獅子舞を奉納したことが起源とされています。

大・中・女獅子の三匹が舞う、迫力ある奉納舞

会場となる戸ヶ崎香取神社では、神前に「舞庭」が設けられ、大獅子・中獅子・女獅子の三匹が、腰につけた太鼓を打ちながら笛の音色に合わせて舞を披露します。

白と青の縞模様の衣装をまとった獅子たちが舞う姿は迫力があり、地域を代表する伝統行事として親しまれています。

【三郷市】戸ヶ崎の三匹の獅子舞

三郷市公式サイトより

九種類の舞と、見どころの「太刀懸かり」

演目は全部で九種類あります。

女獅子隠し、笹廻り、飛び恰好、弓懸かり、橋渡り、帰り恰好、綱渡り、烏覗き、そして最後の太刀懸かりへと続きます。

なかでもクライマックスとなる「太刀懸かり」では、大獅子が神社の宝刀によって四方を祓い清める場面が披露されます。

戸ヶ崎獅子舞保存会が継承 獅子頭は現在5代目

現在、この伝統は「戸ヶ崎獅子舞保存会」によって受け継がれています。昭和53年(1978年)2月20日には、三郷市指定文化財・無形民俗文化財に指定されました。

戸ヶ崎香取神社には、代々の獅子頭も大切に保存されています。獅子頭は約100年ごとに作り替えられており、現在奉納に使われているものは5代目です。

【三郷市】戸ヶ崎の三匹の獅子舞

三郷市公式サイトより

開催概要

イベント名:三匹の獅子舞
会場:戸ヶ崎香取神社
日程:2026年6月5日(金)〜7日(日)

・6月5日(金)宵宮祭
・6月6日(土)浅間祭
・6月7日(日)例大祭

長く受け継がれてきた地域の祈りを感じる機会に

400年以上にわたり、地域の人々の願いとともに守り継がれてきた「三匹の獅子舞」。

長寿、疫病退散、五穀豊穣への祈りが込められた舞は、ただの伝統行事ではなく、地域の歴史そのものを感じられる貴重な機会です。初夏の戸ヶ崎で、勇壮な獅子たちの舞を間近に感じてみてはいかがでしょうか。

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