浮塚出身の時計商・小林伝次郎(二代目)の功績を紹介 銀座の街並みや時計文化、まちづくりとの関わりを考える貴重な機会に

現在の銀座のシンボルとなっている 和光時計台(2022年2月11日)
八潮市ゆかりの人物として知られる時計商・小林伝次郎(二代目)の功績をテーマにしたセミナー「地名とまちづくりを考えるセミナー」が、6月7日(日)に八潮市立資料館で開催されます。
今回のテーマは、「銀座初の時計塔150年記念」。現在の銀座の象徴ともいえる“時計塔のある街並み”の原点に、実は八潮市・浮塚出身の人物が深く関わっていたことをご存じでしょうか。
明治9(1876)年、銀座で最初に設置された時計塔は、小林時計店本店の時計塔だったとされています。当時「八官町の大時計」として親しまれ、文学作品にも登場するほどの存在感を放っていました。その後、銀座には時計塔を備えた店舗が次々と増え、現在の銀座四丁目交差点の風景へとつながっていったそうです。
その時計塔を考案したのが、浮塚出身の小林伝次郎(二代目/1829~1907)。幼い頃から和時計の技術を学び、明治維新後にはいち早く洋時計へ転換。時計産業の発展をけん引した人物として知られています。
また、呉服店「越後屋(後の三越)」などと並び“江戸七商人”の一人に数えられたほか、西郷隆盛や黒田清隆ら歴史的人物とも交流があったとされます。さらに、後に世界的時計メーカーとなるセイコー創業者・服部金太郎を支えた存在としても語られています。
セミナーでは、都市形成史家で元法政大学教授の岡本哲志さんによる講演「明治期の銀座 ―時計王を競った小林伝次郎と服部金太郎の攻防―」を実施。
さらに、八潮の地名から学ぶ会事務局長の昼間良次さんによる報告「銀座初の時計塔150年 ―それは小林時計店から始まった―」も予定されています。

八潮市立資料館
当日は、4月に実施された銀座まち歩きの報告や、質疑応答・意見交換の時間も設けられる予定。郷土の歴史を知るだけでなく、“まちづくり”や“地域文化”について改めて考える機会になりそうです。
開催日は、6月10日の「時の記念日」を目前に控えたタイミング。普段何気なく目にしている銀座の時計塔の風景と、八潮との意外なつながりに触れてみてはいかがでしょうか。
【開催概要】
・日時:2026年6月7日(日)午後2時~4時(受付開始は15分前)
・会場:八潮市立資料館 視聴覚講座室
・定員:60人(当日先着順)
・参加費:無料(カンパ制)
・主な内容:
講演「明治期の銀座 ―時計王を競った小林伝次郎と服部金太郎の攻防―」
報告「銀座初の時計塔150年 ―それは小林時計店から始まった―」
銀座まち歩き報告、質疑応答・意見交換 ほか
アクセスは、東武スカイツリーライン草加駅東口からバス利用、またはつくばエクスプレス八潮駅北口からバス利用が案内されています。駐車場(25台分)も用意されています。
問い合わせ先:八潮の地名から学ぶ会事務局
e-mail. gake840(a)yahoo.co.jp
※(a)の箇所を「@」(アットマーク)に置き換えてください。
TEL:090-4389-4895(昼間氏)













