20年続く「中川探検隊」をご存じですか?
小中学生のお子さんをお持ちのご家庭の方は、ひょっとしたらこの「くじら通信」という冊子をご覧になったことがあるのではないでしょうか。
そもそも2002年にお話しはさかのぼりますが、当時、公立小中学校の学校完全週休二日制が施行された事で、文部科学省から要請された週末支援事業の一環として、八潮市教育委員会社会教育課主導の「やしお子どもセンター」が発足しました。
この、やしお子どもセンターが主管となり、週末に時間のできた子どもたちのために、当時「ぽけっとネット」という子ども向けの情報誌を発行。
週末の体験教室などを開催したり、近隣のイベントを紹介したりしていたのですが、その中の一つが「中川探検隊」。
現在、この「やしお子どもセンター」の事業として、この「中川探検隊」が今も活動を続けています。
中川探検隊の具体的な活動としては、中川やしお水辺の楽校を中心に、八潮市の小中学生を対象にキャンプや野外料理、季節の草花探しや野鳥観察、カヌーやボートなどを楽しく体験できる活動を行なっています。
探検隊は、3月・7月・12月の学期ごとに募集をおこなっています。20年以上の活動なんですね。全然知りませんでした。
また、当時の「ぽけっとネット」は、現在「くじら通信」という小冊子として、定期的に小中学校に配布を行なっています。中川探検隊の活動内容や、公共施設を中心とした子ども向け情報を発信しています。
その「中川探検隊」にちょっとお邪魔してきました
そんなわけで、先日6月10日の土曜日に、中川やしお水辺の楽校で行われたイベントをのぞいてきました。
こちらが「くじら」隊長こと、渡辺さん。
長い間、中川探検隊の野外活動などに参画されており、アウトドアの技術的なことや、ものづくりなど、渡辺さんがレクチャーしてくれています。
正しい薪割りの仕方や、道具の使い方など。普段見慣れない道具の正しい使い方や危険性などをレクチャーし、実際に体験していきます。
ランチは初夏のソーメン。釜で茹でるというのはさすがにダイナミック。食事の支度も子供たちと。
ここからはちょっとうれしいハプニング。
同じ日に活動していた市内のカヌーサークルの方たちのご厚意で、急遽カヌー体験ができることに。
これはプログラムにはなかったこと。こういう関係性ができるのも醍醐味かなーと。
で、虫なんかを捕まえると、こんな風に人の話をそっちのけで遊んでしまうのも、いつの時代も変わらないというものです(笑)
学期ごとに二回ほどの活動があります。詳しくは配布される「くじら通信」を是非ご確認ください。新しい学期の隊員募集の際には、当方でも協力したいと思ってます。参加可能な「隊員」になるのには人数制限がありますので、こちらもご確認くださいね。
ご連絡頂いた上田さんはじめ、ボランティアスタッフの皆さん、それとカヌーサークルの皆さん、ありがとうございました!!。