ウォーキング大会のルートをご紹介します。
地図上の赤色の線がウォーキング大会のルートになります。
集合は八潮駅~出発地点の常然寺~垳川排水機場を見学して、垳川沿いの親水通りを通ります。ここに平成泉橋があります。浮塚で垳川は終点。しばらく綾瀬川沿いを南下し、その後六町を経て環七通りを越えて五反野駅まで来ました。
垳川排水機場~垳川終点(綾瀬川)までおよそ2km、ここから荒川までは5kmほど。
荒川に架かる千住新橋を渡り”千住宿”へ。足立区と荒川区にまたがる宿場町は、隅田川を越えて続きます。泪橋・山谷を抜ければ、ゴールの台東区清川・仰願寺に到着です。
荒川を越えて~隅田川を渡り~仰願寺までは5kmほどの道のりです。
荒川 ~ ゴールの仰願寺・垳地蔵尊に向かいます。
荒川に架かる千住新橋を渡ると、”千住宿” に入って行きます。
足立区千住5丁目付近、荒川から100mほど歩いた三叉路に石標があります。そこには「右 旧下妻道」「左 旧日光道中」と刻まれています。私たちは八潮市垳・常然寺から辿ってきた下妻道で、ここで初めて文字として目にすることができました。中世(室町時代)の古道であることを実感し、茨城県下妻市へと続いていた道に思いを馳せました。
宿場通り商店街の街灯に掲げられた千住宿400年の旗(写真左)。歴史と風情の漂う通りを進むと、第1回千住宿阿波踊りの開催日に重なり、華やかな踊りに迎えられて重くなった足取りも軽くなります。
隅田川の手前、千住大橋に至る道沿いには、やっちゃば跡や芭蕉句碑などが整備され、往時の面影を伝えています。史跡を眺めつつ歩き、やがて千住大橋に到着します。
千住宿は江戸日本橋を出て最初の宿場として栄え、隅田川をはさんで現在の足立区と荒川区に広がる大宿場町でした。江戸近郊でも最大規模を誇り、その範囲は「千住八ヶ町」と呼ばれるほど広大だったと言われています。
仰願寺に到着です!! 併設された幼稚園は昭和28年創設、今も仏教保育の心を受け継ぐ歴史ある園です。
ウォーキング大会のゴール地点である仰願寺。12kmの道を歩き仰願寺に到着しました。そしてご住職より「垳地蔵」の由来、また小さな蝋燭「仰願寺蝋燭」の起源についてお話しを伺いました。
垳の地から移された垳地蔵は諸病平癒や大願成就に霊験あらたかとされ、参詣人が絶えることがありませんでした。祈願の燈明が灯りきることで願いが届くと信じられていましたが、参詣人が多く太く長い蝋燭を待ちきれずに消すこともありました。そこで小型の蝋燭が作られました。それが「仰願寺蝋燭」の始まりで、今も家庭の仏壇やお盆のほうずき提灯に欠かせない灯りとして親しまれています。
八潮市垳の常然寺・台東区清川の仰願寺
常然寺での出発前の安全祈願、そしてゴール地点の仰願寺では、垳を楽しむ大切なアイテム「垳っぷちまんじゅう」を奉納しました。その後、ご住職のご厚意により、全員でいただきながら和やかな時間を過ごすことができました。
相模原から参加の歌手 永江理奈さんは、皆さんのためにCDなどをご持参くださり、常然寺と仰願寺それぞれのご住職に、CDとポスターを手渡してヒット祈願も行いました。デビュー曲「崖っぷち」は、まさにウォーキング大会にぴったりの一曲です。
常然寺は応永3年(1396年)開創の八潮市域で最古の寺です。
仰願寺は1623年に垳の地で開山され、1648年に浅草新鳥越町(現在の台東区清川)へと移転しました。
常然寺と仰願寺の御朱印は、垳地蔵が歩んだ道を歩ききった私たちにとって、何にも代えがたい大切なしるしであり、ウォーキング大会の一日を鮮やかに思い出させてくれるご縁の証です。
380年前、垳村から浅草新鳥越町に遷座された「垳地蔵尊」
常然寺から仰願寺までおよそ12km、駅までの距離を含めて大まかに14km、脚に自信が無くなって久しい私にとっては完歩が奇跡! 常然寺において安全祈願をしていただき、「垳地蔵」の歩んだ往時の街道「下妻道」を辿り、道中の想いや風情を偲びながらの道筋の楽しさと、長く台東区清川の地で信仰を集めている、尊像に導かれたおかげだと思います。
垳という地名への興味から、このウォーキング大会に参加しましたが、歩いてみてわかる距離感や、街道という古来の道の興味深さに出会うことが出来ました。
行程上の地域においては、史跡が地域の宝として見える形で大切に守られていました。八潮市にも日本唯一の地名「垳」などの、興味深い地域文化や史跡・伝承が沢山あるはずです。大切に守っていきたいとの思いを強くしました。
yuko.Nさん(地域情報発信クリエーター)2025/2/19(水) yahoo掲載のバックナンバーを基に掲載しています。
yuko.N
地域情報発信クリエーター
八潮市に住み始めて、はじめは何も無いと思ったこのまちで多くの方に出会い、気がつけば八潮が大切な地元になっています。この町の魅力を大切に、一つ一つ伝えていきたいと思っています。
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