見た目では分からない「助けてほしい」を伝える大切なサイン 八潮市役所やフレスポ八潮などで配布

イメージ画像 「ヘルプカード」の表記が若干違います。
街なかや電車の中で、赤い背景に白い十字とハートが描かれたマークを見かけたことはありませんか。
これは「ヘルプマーク」。外見からは分かりにくくても、日常生活の中で援助や配慮を必要としていることを周囲に知らせるためのマークです。
八潮市でもヘルプマークと、必要な支援内容をより詳しく伝える「ヘルプカード」が配布されています。似た名前ですが、それぞれ役割が少し違います。
ヘルプマークは「配慮が必要です」と伝える目印

イメージ画像
ヘルプマークは、義足や人工関節を使用している方、内部障がいや難病のある方、知的障がいや精神障がいのある方など、外見だけでは援助が必要だと分かりにくい人が、周囲へ配慮を必要としていることを知らせるためのものです。
埼玉県では2018年7月から導入されており、県の案内では妊娠初期の方なども対象として紹介されています。配布を受ける際に障害者手帳や診断書などは必要ありません。
八潮市では現在、次の場所で配布されています。
・八潮市役所1階「障がい福祉課」9番窓口
・フレスポ八潮2階「コネクト」
コネクトでの配布は、祝日・年末年始を除く月曜日から金曜日の午前10時から午後4時までです。ヘルプマークは数に限りがあるため、1人1つとなっています。
ヘルプカードは「どう助けてほしいか」を具体的に伝えるもの

ヘルプカード 八潮市公式サイトより
もうひとつ覚えておきたいのが「ヘルプカード」です。
こちらは、支援を必要としている人が、連絡先や病院、服用している薬、配慮してほしいことなどを書き込んで携帯するカード。折りたたむと名刺ほどの大きさになり、財布などにも入れて持ち歩けます。
たとえば、災害が起きたときには家族の連絡先や必要な医療ケアを確認する手がかりに。道に迷ったときや病気の発作など、緊急時には通院先や薬の情報が支援につながることがあります。
※ヘルプマーク裏面にも記載が可能なので、手助けの必要な場面には、ヘルプカード同様、確認をお願いします。

ヘルプカード 記載例 八潮市公式サイトより
つまり、ヘルプマークが「配慮が必要です」というサインなら、ヘルプカードは「こうしてもらえると助かります」を具体的に伝えるもの、と考えると分かりやすそうです。
ヘルプカードは、八潮市役所の障がい福祉課、八潮駅前出張所、フレスポ八潮2階のコネクトなどで配布されています。市ホームページからPDFをダウンロードし、自分で印刷して利用することもできます。
マークを見かけたら、まずは少しだけ気にかけて
ヘルプマークを身につけているからといって、常に誰かの手助けが必要というわけではありません。
一方で、外見では元気そうに見えても、長時間立っていることが難しかったり、急な出来事への対応が苦手だったり、災害時に一人で避難することが難しかったりする場合があります。
八潮市は、電車やバスでは席を譲ること、駅や商業施設では必要に応じて声をかけること、災害時には安全な避難を支援することなどを呼びかけています。
もし街で困っている様子の人を見かけたら、「何かお手伝いしましょうか」と声をかける。そのひと言が、大きな助けになることがあります。ヘルプマークやヘルプカードは、特別な人だけのためのものではなく、「助けてほしい人」と「力になりたい人」をつなぐための仕組みです。
八潮の街で赤いヘルプマークを見かけたとき、その意味を知っている人が少しずつ増えていくこと。それだけでも、誰もが暮らしやすい街につながっていくのではないでしょうか。
※情報は2026年8月30日時点で確認したものです。配布状況などは変更される場合があります。
【出典・確認日】
八潮市「ヘルプマークを知っていますか」(ページ更新:2025年3月14日)
八潮市「『ヘルプカード』のお知らせ~あなたの支援が必要です~」(ページ更新:2024年5月14日)
埼玉県「ヘルプマークを知っていますか」(掲載:2025年12月3日)
<Hacchinさん>
「やしおん」運営代表。ずっと八潮の人。30年近くネットの世界にいます。現在本職は小さなゲーム会社の管理部長。BBQインストラクター資格。とある町会役員。
八潮市の他、生活エリアである近隣の情報など拾っています。


