1km当たりの料金を約1割引き上げ。下限300円は維持、中型車以上は9カ月間据え置きへ

Ebiebi2 – 自ら撮影, パブリック・ドメイン, https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=4007659による
こんにちは、hacchinさんです。
八潮市や近隣に暮らす人にとって、首都高速道路は何かと利用する機会の多い道路ではないでしょうか。
八潮市内には首都高6号三郷線の八潮出入口と八潮南出入口があり、市内の物流業の起点となっています。一般の方にとっても、都心方面への移動はもちろん、仕事やレジャー、空港へのアクセスなどにも欠かせない存在です。
その首都高の通行料金が、2026年10月1日(木)午前0時から改定されます。
首都高速道路株式会社の発表によると、今回の平均改定率は全車種で8.1%。普通車の1km当たりの料金水準は、現行の29.52円から32.472円へ、約1割引き上げられます。
普通車の上限料金は180円アップ

ETCを利用する場合、普通車の下限料金300円はこれまで通りです。また、上限料金を判定する距離についても、現行の55.0kmが維持されます。
車種別の上限料金は、次のように変わります。
- 軽自動車・二輪:1,590円から1,740円へ
- 普通車:1,950円から2,130円へ
- 中型車:2,310円から2,520円へ
- 大型車:3,110円から3,410円へ
- 特大車:5,080円から5,570円へ
普通車では、上限料金が180円上がります。首都高の平均的な移動距離とされる20kmを利用した場合も、現行の810円から880円になる見込みです。
一度の利用では数十円から百数十円ほどの差でも、通勤や業務などで頻繁に利用する人にとっては、積み重なると無視できない負担になりそうです。
中型車以上は2027年6月末まで現行料金を維持
中型車、大型車、特大車については、物流など道路運送事業者の価格転嫁に向けた環境整備への配慮から、特別措置が設けられます。
2026年10月1日から2027年6月30日までの9カ月間は、現行の料金水準に据え置かれ、改定後の料金が実際に適用されるのは2027年7月1日からです。
その後、2030年7月1日から2031年3月31日までの9カ月間は、中型車以上を対象とした大口・多頻度割引の最大割引率が、45%から25%へ縮小される予定です。
なお、大口・多頻度割引の割引率拡充措置や、都心流入割引、都心流入・湾岸線誘導割引については、2031年3月31日まで継続されます。
値上げの背景には維持管理費の上昇
首都高速道路株式会社は、料金改定の理由として、近年の労務費や材料費の高騰に伴う維持管理コストの上昇を挙げています。
安全で安心な道路サービスを継続するとともに、点検や補修などの現場を支えるエッセンシャルワーカーへ適正な労務費が行き渡る環境を確保するため、料金の見直しが必要になったとしています。
また今後は、普通車、軽自動車、二輪車のETC利用者を対象に、土日祝日に定額で利用できる「湾岸・横浜エリア周遊パス」の導入なども検討されています。こちらは現時点では検討段階のため、今後の発表を待ちたいところです。
便利さの一方で、じわりと感じる負担増
ETCの利用が当たり前になった今は、料金所で現金を支払う機会も減り、一回ごとの通行料金をあまり意識しなくなった人も多いかもしれません。
筆者も正直なところ、最近は利用料金の感覚が少し曖昧になっています。ただ、首都高が一律料金だった時代を知る身としては、「ずいぶん高くなったなぁ」というのが率直な印象です。
八潮から都心や横浜方面へ向かう際に便利な首都高。今回の改定は、日頃から車で移動する地域の皆さんにも身近な変更となります。10月以降に利用する予定がある方は、あらかじめ新しい料金を確認しておくと安心です。
※料金改定の詳細は、首都高速道路株式会社の公式発表をご確認ください。
<Hacchinさん>
「やしおん」運営代表。ずっと八潮の人。30年近くネットの世界にいます。長年ベンチャー企業でエンタメ業界や株式公開など、色々ともまれまして、現在本職は小さなゲーム会社の管理部長。BBQインストラクター資格。とある町会役員。













