長年の要望活動が追い風に 草加市独自のご当地ナンバー誕生へ期待高まる

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草加市独自の「草加ナンバー」実現に向けた動きが、大きく前進しています。
国土交通省は2026年4月、新たなご当地ナンバーと図柄入りナンバープレートの募集を開始しました。これにあわせて、ご当地ナンバー導入の条件となる登録台数の要件が緩和され、これまで基準を満たせなかった自治体にも新たな可能性が広がっています。
草加市では以前から、市独自のナンバープレート実現を目指してきました。2024年には草加商工会議所をはじめ、市内の経済団体や町会連合会などで構成する「草加ナンバーを実現する会」が発足。山川百合子市長へ要望書を提出し、国への働きかけを求めていました。
現在、草加市で登録される自動車のナンバープレートは「春日部」ナンバーです。一方、隣接する越谷市では2014年から「越谷」ナンバーが導入されており、「草加の名前を全国に発信したい」という地域の思いが高まっていました。
これまで単独市でご当地ナンバーを導入するためには、登録台数10万台以上が必要でした。しかし今回、国は要件を7万台以上へ緩和。草加市の登録車両台数は約7万5千台とされ、新たな基準を満たす見込みとなりました。
草加市では現在、市民アンケートを実施し、ご当地ナンバー導入への意見を募集しています。市は「知名度向上」や「まちへの愛着醸成」などを期待する効果として挙げており、地域全体で機運を高めながら実現を目指していく方針です。
実現すれば埼玉県内では「川口」「川越」「越谷」などに続く県内8番目のご当地ナンバーとなります。また、国の制度改正により、地域の合意形成が進めば最短で2027年11月頃からの交付開始も可能とされています。
- 埼玉県内のナンバープレート一覧ご当地ナンバー
- 川口:川口市
- 川越:川越市、坂戸市、鶴ヶ島市、毛呂山町、越生町
- 越谷:越谷市
- 伝統的なナンバー
- 大宮(さいたま市など)
- 春日部(春日部市、草加市、八潮市など)
- 所沢(所沢市、川越市以外の西部地域など)
- 熊谷(熊谷市、行田市など)
今後はナンバー表記が「草加」になるのか、それとも平仮名の「そうか」になるのか、さらに図柄入りナンバーのデザイン公募が行われるのかなど、具体的な内容の検討が進められる見込みです。
草加商工会議所が中心となって進めてきた「草加ナンバー」構想。その原点には、「草加というまちをもっと多くの人に知ってほしい」という地域への強い思いがあります。
ナンバープレートは単なる識別番号ではなく、その地域の顔ともいえる存在です。草加の名前を掲げた車が全国を走る日が、いよいよ現実味を帯びてきました。今後の動向に注目が集まりそうです。













