城西大学前学長・東京大学名誉教授 八潮市の大規模道路陥没事故の調査と再発防止に尽力

八潮市の道路陥没事故の原因究明に尽力した、東京大学名誉教授で城西大学前学長の藤野陽三さんが、6月6日にぼうこうがんのため亡くなりました。76歳でした。
藤野さんは橋りょう工学の第一人者として国内外で高い評価を受けた研究者で、2020年4月から2026年3月まで埼玉県坂戸市にある城西大学の学長を務めました。
八潮市では、2025年1月に中央一丁目交差点付近で発生した大規模な道路陥没事故をきっかけに、その名を知った方も多いのではないでしょうか。藤野さんは、埼玉県が設置した外部有識者による「原因究明委員会」の委員長として事故調査を取りまとめ、原因の分析や再発防止策の検討にあたりました。
この事故は、市民生活や交通網、周辺事業者などに大きな影響を及ぼし、全国的にも注目を集めました。復旧には長い時間が見込まれる中、原因究明委員会の調査結果は今後のインフラ維持管理や安全対策の重要な指針となっています。
藤野さんは学術研究の世界だけでなく、社会インフラの安全を支える専門家としても長年活躍しました。八潮市にとっても、事故原因の解明と再発防止に向けて大きな役割を果たした存在として記憶されることでしょう。
八潮市の道路陥没事故に向き合い、専門的な知見をもって調査に尽力した藤野陽三さん。その功績に敬意を表するとともに、心よりご冥福をお祈りいたします。













