開宿400年の歴史を現代へ継承、観光×生活のハイブリッド型商店街へ

日本一長い宿場町商店街が誕生!北千住の4商店街が統一ブランド「千住宿商店街」発足
江戸時代から宿場町として栄え、多くの商店が立ち並ぶ地域として親しまれてきた千住宿エリアで、新たな動きが始まりました。足立区・北千住駅西口エリアに位置する4つの商店街(千住ほんちょう商店街、北千住宿場町通り商店街、北千住サンロード商店街、サンロード宿場通り商店街)が連携し、名称を統一した「千住宿商店街」が発足しました。11月2日(日)に行われた発足セレモニーには多くの来場者が訪れ、歴史ある宿場町に新しい息吹が吹き込まれました。
今回の発足により、各商店街は組織として存続しながら、対外的な発信を「千住宿商店街」に一本化します。知名度の向上や集客力の強化を図り、日本一長い宿場町商店街としてのブランド価値構築を目指します。
新ブランドでは、観光資源と生活密着型商店街の融合によるハイブリッドモデルを発信。来訪者は歴史と日常が同居する独自性を体験することができます。また、ゾーンごとの名称は従来どおり継続され、それぞれの文化や特色を大切に継承します。

日本一長い宿場町商店街が誕生!北千住の4商店街が統一ブランド「千住宿商店街」発足
■ゾーン名称(従来名称を踏襲)
- ほんちょうゾーン
- 宿場町通りゾーン
- サンロードゾーン
- 宿場通りゾーン

発足セレモニーでは、江戸消防記念会による木遣と三本締めが披露され、「江戸タイムスリップ」と題した関連イベントも開催。江戸時代の衣装をまとった地域住民や学生による大名行列、茶屋体験、人力車乗車体験、和風大道芸のパフォーマンス、さらに足立成和信用金庫本店をキャンバスにしたプロジェクションマッピングなど、多彩な企画で終日賑わいを見せました。
■今後の展望
今回の名称統一は、開宿400年の宿場文化を未来へつなぐ第一歩です。今後も観光イベントやプロモーションを展開し、「北千住といえば千住宿商店街」と認知されることを目標に、ローカルから首都圏、さらには海外へ発信を拡大する予定です。
■イベント予定
【千住宿阿波踊り】
開催日:11月16日(日)13:00~16:00
内容:6連による阿波踊りパフォーマンスが商店街通りを彩ります。
歴史と文化、そして地域の力が集結した「千住宿商店街」。今後の展開に注目です。













