八潮・草加・三郷ゆかりの高校にも注目 叡明、花咲徳栄、草加西などが熱戦へ

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埼玉県内139チームが出場する「第107回 全国高等学校野球選手権 埼玉大会」が、2025年7月9日(水)に開幕します。県内各地で熱戦が繰り広げられ、7月27日(日)に大宮公園野球場で行われる決勝戦で、栄えある“夏の甲子園”出場校が決定します。
注目校のひとつが、越谷市に所在し、八潮市や三郷市など東部地域出身の生徒も多く在籍する「叡明高校」です。叡明は今春の県大会でも安定した戦いを見せ、左右の二枚看板を擁する投手陣と、勝負強い打線で上位進出が期待されています。「全員野球で一戦必勝」と語るチームの士気は高く、埼玉東南部を代表する存在として注目を集めています。
また、昨年の大会で八潮市内からも多くの声援を集めた草加西高校をはじめとする草加の公立高校勢や越谷の公立高校勢、八潮南高校、三郷北高校、新座総合技術・三郷・三郷工技・八潮・吉川美南の連合チームなどが出場。とくに草加西は、昨年ベスト16入りの実績を持ち、今年もダークホース的存在として期待されています。
そのほか、春季県大会優勝の浦和学院や、センバツ4強の浦和実、前回王者の花咲徳栄などが優勝候補として挙がっており、上位進出に向けた激戦区の様相を呈しています。八潮・三郷・草加といった地域から甲子園を目指す若者たちの姿は、多くの地元住民にとっても夏の風物詩といえるでしょう。
開幕試合は本庄高校対浦和東高校。大会は雨天順延も想定されながら、約3週間にわたって熱戦が続きます。
地元出身選手の活躍に期待が高まる「埼玉大会」。東部地域の高校球児たちの奮闘は、地域に元気と感動を届けてくれることでしょう。八潮市からも、熱いエールを送りたいところです。