復興の願いを込めて打ち上げる約1,840発の花火 地域とともに創る未来へ一歩
埼玉県八潮市で活動する市民団体「WAKUWAKU840(わくわくやしお)」は、2025年9月13日(土)に開催を予定している「八潮花火フェスティバル2025」に向け、5月15日(木)よりクラウドファンディングおよび広告協賛の募集を開始しました。
本フェスティバルは、八潮の夜空に約1,840発の花火を打ち上げ、地域の人々とともに復興への一歩を踏み出すイベントです。クラウドファンディングでは開催費用の一部を募るほか、企業・団体向けに広告協賛も同時に募集。寄せられた支援金は、花火大会の運営に加え、2025年1月に発生した道路陥没事故の影響を受けた現場周辺の住民の皆さまへの無料観覧席の提供などに活用されます。
さらに、大会終了後に必要経費を差し引いて発生した余剰金については、地域の災害対策や支援活動など、未来に向けたまちづくりに役立てるための寄付を予定しています。
復興への願いを込めて

道路陥没事故現場付近
2025年1月、八潮市では大規模な道路陥没事故が発生し、尊い命が失われるという深い悲しみと不安に包まれました。その中で「今だからこそ、前を向くきっかけをつくりたい」との想いから、花火フェスティバルの開催が決意されました。
2023年に復活を果たし、2024年には多くの来場者で賑わった本イベント。笑顔と地域活性化という目的に、2025年は“地域復興”という新たなテーマを加え、過去の記憶と未来への希望をつなぐ夜として、再び八潮の空を彩ります。

昨年の様子
イベント概要
- 名称:八潮花火フェスティバル2025
- 日時:2025年9月13日(土) 16:00〜20:00(開場15:30)※雨天順延:9月14日(日)
- 会場:中川やしおフラワーパーク(埼玉県八潮市)
- 主催:WAKUWAKU840
- 来場者見込み:20,000人(前年実績)
- 内容:花火打ち上げ(約1,840発)、地元飲食店やキッチンカー出店、縁日・企業ブース、ステージパフォーマンスほか
クラウドファンディング概要
- 期間:2025年5月15日(木)〜7月末(予定)
- 目標金額:500万円
- 主な用途:花火大会の運営費用、事故現場周辺の住民への無料観覧席の提供
- URL:クラウドファンディングページ
主催団体「WAKUWAKU840」とは
WAKUWAKU840は、八潮青年会議所のOBらが中心となって結成された市民団体で、「地域の未来と子どもたちの未来を創造する」ことを理念に活動。2023年の花火大会復活を経て、2024年より本イベントを主催しています。
最後に
「花火には、人の心を照らし、つなぐ力がある」――そう信じて、WAKUWAKU840は地域の想いを一つひとつ丁寧に花火に込めて打ち上げます。
ともに空を見上げ、未来への一歩を踏み出すこの機会に、ぜひ皆さまのご支援・ご協力をお願いいたします。
公式サイト:https://yashio-hanabi.xii.jp/
クラウドファンディングページ:https://camp-fire.jp/projects/839722/view
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